ジギタリスの育て方は?種まき時期や肥料・用土など鉢植えでも楽しめるジギタリスの栽培方法
ジギタリスの花名は、ラテン語のdigitus(指)が語源。すっと伸びた茎の腕の先に開くベル型の花の形が、指サックに似ていることから名づけられたといいます。イギリスではフォックス・グローブと呼ばれ、イングリッシュガーデンには欠かせない存在として知られています。日本の別名は狐の手袋といいます。
目次
ジギタリスとは?
西ヨーロッパ、南ヨーロッパが原産地のジギタリスの草丈は30~180cmもあります。
地面に平たく広げた放射状の葉から、スッと伸びた花茎にベル形の花がびっしりつく姿は、圧巻です。
花は純白、ピンク、パープルがあるので好みを選んで育てましょう。
地面に平たく広げた放射状の葉から、スッと伸びた花茎にベル形の花がびっしりつく姿は、圧巻です。
花は純白、ピンク、パープルがあるので好みを選んで育てましょう。
盛夏までの5月~6月が開花期です。
数本あるだけで目を惹く華やかさを演出できる主役の花です。
ジギタリスの育て方と栽培のポイント
基本的な生育のサイクル
植えつけ:3月~4月中旬、10月中旬~11月
種まき:5月~7月中旬
開花期:5月~6月
※関東地方以西基準
種まき:5月~7月中旬
開花期:5月~6月
※関東地方以西基準
置き場所
明るい半日陰を好みます。
強い西日は避け、水はけの良い場所で育てましょう。
強い西日は避け、水はけの良い場所で育てましょう。
水やり
土の表面が乾いたら、たっぷりと与えてください。
栽培のポイント
ジギタリスは、大きく放射状に広がって育つので、秋または早春にポット苗を植える際は、株と株の間を50cmくらい開けて植えつけるのがポイント。
やがて葉の間から何本か花芽が伸び出してきますよ。
思いがけないほど草丈が高くなることがあるので、花壇の奥のほうに配置するとよいでしょう。
やがて葉の間から何本か花芽が伸び出してきますよ。
思いがけないほど草丈が高くなることがあるので、花壇の奥のほうに配置するとよいでしょう。
花は穂の下からだんだんに上に向かって開いていきます。
一番花の先のつぼみが咲いた頃に花茎を根元から切り取ると、その下の節から細い側枝が伸びて二番花が咲き、次々と開花を楽しめますよ。
種を採らない場合は、花が咲き終わったらすぐに花茎を切り取り、株全体の消耗を防ぎましょう。
主な病害虫
害虫:アブアラムシ
病気:特になし
病気:特になし
ジギタリス栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは
初期育成に必要な栄養素がはいった有機培養土
元肥入りでいろいろな植物に手軽に使用できます。
赤玉土や鹿沼土、バーク堆肥をほどよく混合し、保水性と排水性の高い培養土は、鉢植えにもぴったりです。
赤玉土や鹿沼土、バーク堆肥をほどよく混合し、保水性と排水性の高い培養土は、鉢植えにもぴったりです。
水で薄めて使用する即効性の液体肥料
植物の生育に欠かせない各種成分をバランスよく配合した、すばやい効きめの液体肥料。
水で薄めて使用します。
水で薄めて使用します。
アブラムシにはスプレータイプが便利。幅広く使用できる殺虫剤
花につきやすいアブラムシ類に効果的。
いろいろな植物に使用できる殺虫剤です。
いろいろな植物に使用できる殺虫剤です。
イングリッシュガーデンを彩る代表選手、ジギタリス!
イングリッシュガーデンを彩る代表選手、ジギタリス。
園芸種では「ジギタリス・プルプレア」が有名ですが、最近は同品種の、早咲き種で花色が多い「エクセルシア」グループや、秋まきして翌年の初夏に開花する「フォクシーグループ」も出回り、開花を長く楽しめるようになりました。
ぜひ組み合わせて楽しんでみてくださいね。
園芸種では「ジギタリス・プルプレア」が有名ですが、最近は同品種の、早咲き種で花色が多い「エクセルシア」グループや、秋まきして翌年の初夏に開花する「フォクシーグループ」も出回り、開花を長く楽しめるようになりました。
ぜひ組み合わせて楽しんでみてくださいね。
ディスカッション
ピンバック & トラックバック一覧
[…] イングリッシュガーデンには欠かせない!ベルのような花が咲くジギタリスの育て方 – Garché(ガルシェ) […]