大根のことがよくわかる!大根おろしを使ったこの夏おすすめ簡単レシピ
今回は大根のことをよく理解していただくために、大根の4つの使い方から、この暑い夏を乗り切る大根おろしを使ったレシピをご紹介しています。料理をはじめたばかりの方や、少し苦手な方でも簡単に出来るレシピです。ぜひ、一度見てチャレンジしてみてくださいね。
目次
大根について
大根は収穫される時期によって、その味を変えます。
春から夏にかけて収穫されるものは「辛み」の強いのが特徴で、
また秋から冬にかけて収穫されるものは水分保有量が多く「甘味」の強いのが特徴です。
その中でも、青首大根は煮てよし、生で良しと万能なことが特徴といえる扱いやすい品種といえるでしょう。
そんな大根を使ったおすすめレシピをご紹介していきます。
大根の事がよくわかる!美味しい大根おろしのレシピ
重要なポイントは2つ
・場所によって味が違う
・水分の扱い方で味が変わる
の2点です。
このポイントがわかると大根料理がより楽しくなりますのでぜひ実践してみてください。
1本の大根で4つの使い方
大根は大きく分けて4か所使える場所が分かれます。
・葉の部分
販売店によってはカットされていることも多い葉の部分ですが、様々な料理に使える立派な食材です。
・上部
辛み:弱い
甘味:ある
用途:漬物やサラダ 大根おろしも比較的美味しく仕上がります。
中央
辛み:ほのかにある
甘味:強い
用途:万能 バランスが良く大根おろしにしたときに一番と言われる
下部
辛み:強い
甘味:弱い(目立たない)
用途:味の濃い料理や辛い大根おろしを作りたい時
好みの問題になるかと思いますが、「さっぱり」を求める大根おろしを作る場合は中央(または上部)を用い、脂っこさを消したい時は中央(または下部)のようにすると料理に合った大根おろしに仕上がります。
・おろし方
使いたい部分を持ちやすい大きさに輪切りにして切り出し、縦に半分に切りおろし金に垂直にあてて円を描きながらゆっくりとすりおろす。
・水分をきる目安
指でつまんだ時にほのかに大根の水分がにじみ出るくらいがベストです。
大根は上部から下部に向かうにしたがって水分保有量が減少して行きます。
パサつかず、また大根の水分で料理の味を薄くしてしまわないように水分を調整してください。
また、大根おろしはおろしてから時間がたってしまうと独特のにおいが出てしまい、
料理の味を活かすことができません。可能な限り食べる直前に擦り下ろすと良いですね。
【大根おろしをつかったレシピ】とっても簡単!さっぱり、しっかり!唐揚げのみぞれ和え(ソース)
材料
大根おろし 50g(お好みで調整してください)
めんつゆ 希釈して100cc程度になるように
万能ねぎ 適量
作り方
唐揚げを盛り付け、大根おろしを全体にまぶしその後全体にめんつゆ(希釈したもの)をかけてから万能ねぎをちりばめ完成。
冷凍の唐揚げでも市販のものでもひと手間を加えるだけで夏場でも
さっぱりと食べられる大根おろしを使った定番メニューです。
子どもがちょっと食欲なさそうな時や、暑さで食が進まないけれどしっかりと食べたいとき、
簡単にサッと作れる一品です。市販のめんつゆで十分に美味しく仕上がりますが、
唐揚げ自体の味が濃い時や、もっとさっぱりと食べたいときはツユの濃さと大根おろしの量で調整してみてください。
レンジで簡単!夏野菜なすの揚げ浸し
出汁に大根おろしをふんだんに使って夏のさっぱり仕様にしてみました。
材料
サラダ油 茄子1本に対して大さじ1
擦り下ろししょうが 茄子1本に対して小さじ1程度
めんつゆ 茄子1本に対して希釈して100cc程度になるように
大根おろし お好みで
万能ねぎ お好みで
作り方
出汁を作ります。
希釈しためんつゆに擦り下ろしショウガを加えます。
そしてお好みで大根おろしを加え、電子レンジで軽く湯気が出るくらいに加熱します。
大根おろしはお好みで結構ですが、多めに入れるとさっぱりとした出来上がりになります。
手順2
茄子を乱切りします。
その後、水にさらしてあく抜きをしてください。
手順3
キッチンペーパー等でしっかりと水気を取ります。
水気をしっかりと取った茄子をボールに移しサラダ油を入れまんべんなくいきわたるように和えていきます。(厚手のビニール袋等を使っても可)
手順4
手順3のものを耐熱容器に入れラップをふんわりとかけて電子レンジ600wで3分程度過熱をします。ムラをなくすために途中で混ぜて更に3分程度過熱してください。(加熱時間は茄子3本分の目安です。)
茄子が柔らかくなっていれば大丈夫ですが、まだ堅い場合は再び混ぜて小まめに様子を見ながら加熱してください。
手順5
出汁に手順4で柔らかくなった茄子を入れます。
荒熱を取り、冷蔵庫で2時間ほど冷やします。
手順6
お皿に盛り付け、お好みで大根おろしをまぶし、その上から彩りで万能ねぎをかけて完成です。
ポイントは手順5で茄子を出汁に入れる速さです。
茄子が熱々のうちに出汁に入れてあげてください。
夏の代表的な野菜の茄子。そして、茄子の代表的な食べ方である揚げ浸し。
けど、揚げ物は夏に作るのは辛い!という悩みをこれで解消できます。
ひんやり茄子を温かいご飯に乗せると暑さに負けそうな時でも一気にご飯が進みます!
ぜひ試してみてください。
暑い夏を乗り切る為に!
煮てよし、漬けてよし、焼いてもよし、そして擦り下ろしてもよし。
今回は、暑さを元気に乗り切るレシピを中心にご紹介させていただきました。
夏はさっぱり!冬は温か!長く日本で親しまれてきた食材だからこそ、
沢山の食べ方があるということは素敵ですよね。
季節によっていろいろな楽しみ方ができるのも、大根の魅力ではないでしょうか。
ぜひ大根を食べて、しっかり満喫してくださいね。
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