エリゲロンの育て方は?肥料や用土など、種まきや株分けで増やせて鉢植えもできるエリゲロンの栽培方法
花径2㎝ほどの小菊のような花をたくさん咲かせ、長く咲き続けるエリゲロン。そのおもしろい花の名前は、ギリシア語の「エリ・Eri」(早い)と「ゲロン・geron」(老人)を組み合わせてできたとか。昔の人は、ピンクから白へと花色を変えながら早く咲き進み、あっという間に白い綿毛になる(=老人の白髪のように見える)様子を花名で表現したのかもしれませんね。
目次
エリゲロンとは?
エリゲロンは、道端で良くみかけるハルジオンやヒメジョオンの仲間。
それゆえ強健で、暑さにも寒さにも強く栽培しやすく、長期間、花を咲かせるのが特長です。
品種も多く、草丈は5~100㎝、花色は白、ピンク、青、黄、オレンジ、紫と多種多様。
ガーデニングで良く使われているのはカルビンスキアヌス種で、「プロフュージョン」という品種は、とても丈夫で花期が長いので初心者におすすめ。
花の中心が黄色で、花びらが濃ピンク~淡ピンク~白に変化するカラフルな花色も人気があります。
エリゲロンは横に広がって伸びる性質があるので、花壇の縁取りやグランドカバーとして使うと、庭がパッと華やかになりますよ。
エリゲロンの育て方と栽培のポイント
基本的な生育のサイクル
植えつけ・植え替え期:3月~6月、9月~11月
開花期:5月~11月
※カルビンスキアヌス種の場合。関東地方以西基準
栽培環境・日当たり・置き場所
日当たりと水はけの良い場所を好みます。
水やり
鉢植えの場合は、地面の土が乾いたら少量与える程度でOK。
地植えの場合は、特に必要ありません。
栽培のポイント
育つ場所を選ばずたくましく育つエリゲロン。乾燥した場所で育つため、地植えではほとんど水やりをしなくても元気に育ちますよ。
鉢植えなら春と秋に肥料を少し与える程度でOK。
ただし、高温期の多肥多湿は根や株が腐れやすく、病気の原因となるので注意しましょう。
エリゲロンは株分けと種まきでふやせますが、種がこぼれて自然にふえるので放っておいても大丈夫。
園芸品種など意図的に殖やしたい場合は、ポットに種をまいて育てましょう。
開花後、種を採らない場合は花がらを早めに切り取り、日当たりと風通しを良くします。
草姿が乱れてきたら、晩秋に刈り込んで整えてあげてくださいね。
主な病害虫
害虫:アブラムシ
病気:灰色カビ病 ウドンコ病
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アブラムシ、ハダニ、うどん粉病 花や緑など幅広い植物に使える殺虫殺菌剤です。
害虫に対して速効性があるのが特長。
病原菌の侵入も防ぐため、病気も防いでくれます。
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こぼれ種でどんどんふえていくエリゲロンは、自然任せで気軽に育てられるのがうれしいですよね。
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ぜひチャレンジしてみてください。
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