雪かきスコップを選ぶポイントは?おすすめ雪かきスコップ10選&知っておきたい特徴と材質
雪国だけではなく、一家にひとつは持っておきたい雪かきスコップ。一般的なプラスチック製のものから、強度に優れたアルミ製のものまで様々な商品があります。今回は、目的や雪質によっての選び方と合わせて、材質や特徴の違うおすすめの商品10選をご紹介します。
目次
- 雪かきスコップの種類
- 雪かきスコップを選ぶ注意点
- おすすめの雪かきスコップ10選
- 地域や目的に合った雪かきスコップ選びを!
雪かきスコップの種類
雪かきスコップには、いくつかの種類があります。
目的に合わせて選ぶのがおすすめですが、まずはどんなものがあるのかを見ていきましょう。
・雪かきスコップ
一般的に雪かきに使うアイテムです。素材によって特徴が変わり、同じ形でも用途が変わることもあります。
・スノープッシャー
雪かきの一種ではありますが、「雪かき」ではなく「雪を押し出す」ことを重視した道具です。
広い場所の雪かきには必要不可欠です。
・スノーダンプ(ママさんダンプ)
大量の雪を運ぶことを目的としたのが、ママさんダンプこと、スノーダンプです。
・収納に便利な折りたたみ式
冬場にしか使えない雪かきは、年間を通して収納されることが多いもの。
そんな雪かきにとって、性能と同様に大切なのが収納のしやすさでしょう。
近年は折りたたみ式や組み立て式のものも多くあります。
上記のもの以外にも、圧倒的なパワーを誇る電動式のもの、硬くなった雪を叩いて除雪できるようなアイテムもあります。
素材とその特徴
先ほどご紹介した通り、雪かきスコップには様々な素材があり、その素材によって用途が変わる場合があります。
どの素材に、どのような特徴があるのでしょうか。
・プラスチック
プラスチック製は安価なものが多く、軽いのが特徴的です。
取り入れられやすい素材だと言えるでしょう。
強度の面では他の材質に劣る場合がありますが、その軽さから、車の上の雪かきにもおすすめです。
・ポリカーボネイト
プラスチックの一種ではありますが、軽くて強いという特徴があります。
耐久性が高く、雪離れ(雪切れともいう。雪がつきにくいこと)が良いという評判も。
・スチール
硬い雪に選びたいのが、スチール製です。重いというデメリットがありますが、その強度は抜群。硬い雪を砕くような作業に取り入れられることもあります。
・アルミ
雪国の雪かきの定番といえば、アルミ製スコップではないでしょうか。その材質特有の軽さながら、金属らしい頑丈な一面も持ち合わせています。
雪かきスコップを選ぶ注意点
雪かきスコップを選ぶときに注意したいのが「雪質」です。
地域によって降る雪はさまざま。
雪質に合わせたスコップ選びを心がけましょう。
・ふわふわ雪
雪は降ったばかりの状態だとふわふわとしていますよね。
狭い範囲なら雪かきスコップでOK、広い範囲ならスノープッシャーやスノーダンプを、より広範囲になるなら電動除雪機もおすすめです。
・シャバシャバ雪
降った雪は徐々に水分の方が多いシャバシャバ雪に変化していきます。
こういった雪にも基本的には雪かきスコップを使用しますが、冷えて固まりつつあったら、金属製のスコップを取り入れるのも良いでしょう。
・氷
雪は時間が経つにつれ、硬い氷へと変化していきます。
氷状態になってしまうとプラスチック製品では歯が立たないため、金属製のスコップを使用します。
季節によっては、氷を割るときにツルハシを使う場合もあります。
おすすめの雪かきスコップ10選
硬い雪におすすめ!人気のスチール製・軽量・丈夫な雪かきスコップ
硬い雪におすすめしたいのが、スチール製の丈夫な雪かきスコップです。
アルミ製のものと比較すると、摩耗が少ないという特徴があります。
穴あき加工が施されており、雪切れも良いと人気のアイテム。
せっかくの雪かきも、雪切れが悪くては効率が落ちてしまいますよね。
硬い雪の時や、大雪の日には、使い勝手がいいアイテムを選びたいものです。
軽いのに本格派!おしゃれで収納にも便利な着脱タイプ
見た目におしゃれで、着脱可能な収納にも便利な雪かきスコップです。
簡単に取り付けることができるため、車載用にもおすすめ。
ポリエチレンのバケットに、スチール製の柄という組み合わせが採用されており、軽いというのも魅力のひとつです。
また、柄は伸縮可能で、子供用としてや、ご年配の方にも人気があります。
実用性の高い雪かきスコップではありますが、破損の危険があるため、硬い雪や、砂利が混ざった雪への使用は控えてください。
大雪の日もなんのその!キャスター付き66cmのワイドスコップ
66cmのワイドスコップがついた、スノープッシャー型雪かきスコップです。
大量の雪かきにおすすめしたいこの商品は、スコップの先に金属のスクレーバーが付いています。硬くなった雪もバリバリ剥がれると評判。
さらに、でこぼこのあるキャスター付きで、滑ることなく除雪をサポートしてくれます。
ハンドルは長さ調節が可能。
3段階あり、身長に合わせられるため、作業効率UPも期待できそうです。
ハンドル部分はソフトグリップ付きになっており、冬の必須アイテムの手袋との相性も抜群。
大雪の日にはぜひ取り入れたい商品ではないでしょうか?
ポリカーボネイト使用!強度抜群の着脱式雪かきスコップ
ポリカーボネイトを使用した雪かきスコップは、定番とも言われるベーシックなものです。
耐久性に優れた素材で、強度も抜群!圧雪にも使用できます。
着脱式で収納にも便利、オフシーズンも場所をとりません。
雪が少ない地域でも、一家に一台あると嬉しい雪かきスコップでしょう。
持ち運びラクラク!車に入れておきたい軽量雪かきスコップ
伸縮式・軽量と、持ち運びに便利な雪かきスコップです。
プラスチック製であることが軽さの秘訣。
ただし、スコップの前方にはメタルブレードが採用されており、雪かきの強度にも不安はありません。
硬く重たい雪への対策としては、柄にソフトグリップが取り入れられており、手のひらの負担が軽減。
ハンドルのデザインも握りやすい形になっています。
この商品を1つ車に入れておけば、出先での急な大雪にも安心。
いざという時の心強い仲間になってくれることでしょう。
組み立てOKで収納にも便利!全長約427cm屋根の上の雪落とし
アルミ製で軽さ・丈夫さを兼ね備えた、全長約427cmの雪落とし型雪かきスコップです。
屋根の上や車の上の雪を落とすという性質上、長く収納しづらいのが難点でしたが、この商品は7分割して収納可能。
組み立てて使用します。
ヘッドの幅も63cmと、作業効率UPも期待できますね。
ハンドルは長さを3段階に調節でき、様々な高さに合わせた作業が可能です。
一軒家にお住いの方や、大切なマイカーのケアに、ぜひおすすめしたい商品です。
園芸用にもおすすめ!オールシーズン活躍のステンレス製雪かきスコップ
雪かきスコップとしてだけでなく、オールシーズン活用できるのが、ステンレス製のスコップです。
土離れがよく、農園芸にもおすすめ。
やや小ぶりなサイズ感は、狭い場所の作業にもぴったりですよ。女性にも扱いやすいのではないでしょうか。
オールステンレス製の見た目は、お庭のおしゃれ感UPにも一役買いそう。
一年を通して使える便利な商品です。
体に無理なく雪かきしたい!負担軽減デザインのスノープッシャー
雪かきといえば、体が痛くなるような力作業のイメージがありますよね。
そんな体への負担を軽減するデザインのスノープッシャーがこちら。
柄が曲がっているという特徴があり、力を入れやすい形になっています。
また、スコップ部の前方には金具がついており、強度も補強されています。
ただしプラスチック製の商品であるため、硬い雪、凍結した雪への使用は破損の恐れがあります。注意して使用しましょう。
家庭用の電源でOK!ラクラク雪かきなら電動手押し除雪機
ハイパワーな雪かきを期待するなら、家庭用電源でも使える電動除雪機はいかがでしょうか。
このスノーモンスターはその名の通り、深さ約30cmの雪にも対応。
除雪した雪は、最大8mの距離まで投雪できます。
また、20mの延長コードもついており、家の周りの雪かきは問題なく行えるでしょう。
コードが抜けにくくなるコードホルダーも採用。
コードが抜けて家に戻る……という手間がなくなり、作業効率UPも期待できますね。
収納にも安心!折りたたみ式で簡単組み立てスノーダンプ
冬場以外の収納場所にも困らない、折りたたみ式のスノーダンプ型雪かきスコップです。
組み立て式のものは使用時にも一手間かかってしまいますが、ハンドルを引き起こしてロックレバーで固定するだけ!簡単に使用できます。
また、底面にコロがついているため、すくい取った雪も無理なく移動可能。
雪がなくなった地面でも安心して運べます。
ママさんダンプとも言われるこの形ですが、子供が乗って遊んでしまうとケガの恐れがあります。
使用時には注意しましょう。
地域や目的に合った雪かきスコップ選びを!
雪かきスコップには、ご覧いただいた通り多くの種類があります。
お住いの地域の積雪量や雪質、また、どういった場所に使用したいのかを考えて導入するのがおすすめです。
以前に比べて、体に負担の少ないデザインのものなども、手軽に入手できます。
ぜひ、安心の大雪対策をしていきましょう!