バーベナの育て方は?肥料や用土など、鉢植え・地植えで楽しめる種類豊富なバーベナの栽培方法
熱帯から亜熱帯にかけて250種以上の野生種が自生しているというバーベナは、夏の暑さに強く次々と花を咲かせるのが特徴です。本来、多年草ですが反面、耐寒性が弱く日本での越冬は難しいことから一年草として扱われる品種と越冬可能で多年草として扱われる品種があります。 園芸品種も多く大輪で花色の美しいラナイシリーズや、花弁の内側が赤、外側がピンクのピンクパフェシリーズ、カーペットのように横に広がって咲く花手毬シリーズなどが人気です。
目次
バーベナとは?
クマツヅラ科の多年草で、さまざまな園芸品種があり、花期が長く初心者にも育てやすい草花です。
草姿も品種によって茎が立ち上がるもの、ほふくして横に広がるものがあり、植える場所に合わせて選びましょう。暖地なら戸外でも越冬できるタピアンシリーズは可憐な花と細い葉が特徴的。
草丈が1m以上にもなる大型のポナリエンシスなど、草姿も個性派ぞろい。花色もピンクや赤、白、紫などの単色花はもちろん、何色か混ざり合った複色花も美しく素敵です。
バーベナの育て方と栽培のポイント
基本的な生育のサイクル
植えつけ期:5月~7月上旬、9月
開花期: 5月~11月
※関東地方以西基準
置き場所
日なたの風通しと水はけの良い場所で管理します。
水やり
地植えの場合、鉢植えの場合ともに土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。真夏は気温が上がる前の午前中に与えます。反面、過湿にならないように注意しましょう。
栽培のポイント
バーベナは、日当たりと風通しのよい場所で育てますが、土壌が酸性の場合は植える前に苦土石灰等を混ぜ込み調整しておくのがポイントです。乾燥にも強く生育旺盛で、春から秋まで次々と花を咲かせます。開花期には肥料切れしないように注意し定期的に肥料を与えると花色よく元気に育ちます。
咲き終わった花は、花茎のつけ根をカットするのも忘れずに。風通しよく管理しましょう。夏の終わりに草丈の3分の1を残し全体的にカットする(切り戻し)と脇芽が伸び、再び姿よく楽しめます。
鉢植えの場合はこのタイミングで植え替えも行うのがおすすめです。また茎を2~3節カットしパーライトなどにさしておくと根が出て、挿し芽として利用でき、手軽にふやすこともできます。
主な病害虫
害虫:ハダニ、オンシツコナジラミ
病気:うどんこ病
バーベナ栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは
栽培に失敗しない!プロが配合した有機質入りの培養土
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水で薄めて使用する即効性の液体肥料
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春から秋の開花期間中は2週間に一度を目安に水やりをかねて与えましょう。
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ハダニやオンシツコナジラミなどの害虫やうどん粉病などに効果的。
幅広い植物に使える殺虫殺菌剤で、害虫に対して速効性があるのが特長です。
病原菌の侵入も防ぐため、病気も防いでくれます。
白やピンク、赤、紫、複色などさまざまな花色が楽しめる!
こんもりとした愛らしい花形に加え、白やピンク、赤、紫、複色になったものなどさまざまな花色、草姿、大きさが楽しめるバーベナ。
初心者でも気軽に育てられる丈夫な草花として人気があります。
またレモンの香りがしてお茶やお風呂に利用されるレモンバーベナは
コウスイボク(香水木)とも呼ばれるクマツヅラ科の低木で、リラックスハーブとして使用されています。