キュートな花が愛されるデイジーの育て方・種類は?肥料や用土など、種からも苗からもできるデージーの栽培方法

2018年5月17日


雛菊の和名を持つデージー。晩秋から早春にかけて冬枯れの庭にも元気に花を咲かせ、春や夏の花たちにバトンタッチしてくれます。デージーは1年草でポット苗が主流。種類が多く、茎の先につける2~5㎝ほどの花の色もさまざまです。花壇の縁取りや寄せ植えの鉢にも最適。愛らしい姿ゆえ世界中で好まれて栽培されています。

さまざまな種類があるデージーとは?

デージーは、草丈15~40㎝の一年草。ヨーロッパ、地中海沿岸が原産地です。

 

「ポンポネット」はヒナギクの呼び名で親しまれている花径約3㎝のピンク色の花。
「イングリッシュデージー」は花径約2㎝の小輪で白い一重咲き種。
「チロリアンデージー」は花の色が濃いピンクから中心に向かって白くなる花径約5㎝の大輪種。

デージーはまとめてボリュームを出して植えた方が見映えがいいので、色合いや草丈を考えて庭や鉢を好みのデザインで仕上げてみてはいかが?

デージーの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

種まき期・植えつけ期:9月中旬~11月中旬
開花期:12月中旬~5月中旬
※関東以西基準

置き場所

日当たりが良く、水はけと水もちの良い土壌に植えつけます。強い霜や寒風が当たらないように管理しましょう。

水やり

鉢植えは水切れしやすいので土の表面が乾いたら、たっぷりと。地植えはほとんど必要ありませんが、乾燥の続く冬の間は温かい日中に水やりをします。

栽培のポイント

デージーは、夏には枯れる一年草です。晩秋から早春までポット苗が売られているので利用するのが簡単な栽培の第一歩です。苗は全体がしっかり立ちあがって、根もがっしり張っているものを選んでくださいね。買ったら苗ポットをそのままにしておかないで、すぐに鉢植えや地植えにして強い寒さが来る前に根を張らせておきましょう。そうすれば冬の間かわいい花をつけてくれますよ。

 

花は茎の先にポンポンのようにつきます。まばらに植えるよりかためて植えた方がセンス良くレイアウトできます。たくさん咲かせたいなら種からの栽培もできるので挑戦してみてくださいね。

主な病害虫

害虫:アブラムシ
病気:特になし

デージーを育てる為のガーデニング用品

一粒一粒に栄養成分が配合された粒状培養土

ゴールデン粒状培養土 14L

 

ゴールデン粒状培養土 14L

通気性、保水性に優れ、植物の生育に適した培養土です。天然有機物がまんべんなく配合され、植物がいきいきと育ちます。

水で薄めて使用する即効性の液体肥料

【住友化学園芸】【液体肥料】 花工場 原液 800ml

 

【住友化学園芸】【液体肥料】 花工場 原液 800ml

植物の生育に欠かせない各種成分をバランスよく配合した、すばやい効きめの液体肥料で、水で薄めて使用します。

花や野菜、果樹にもOK!幅広く使用できる殺虫剤

アースガーデン オールスタースプレー(野菜・果樹・花の害虫退治)

 

アースガーデン オールスタースプレー(野菜・果樹・花の害虫退治) 1000ml

花につきやすいアブラムシ類にも効果的。花以外の野菜や果樹の外虫退治にも幅広く使用できる殺虫剤です。

ガーデニング初心者でも安心して育てられるデージー

デージーの花が嫌いな人は、まずいないでしょう。欧米では女性の名前になっているほどです。耐寒性があって丈夫で育てやすいのでガーデニング初心者でも失敗しないのが魅力。冬は害虫も病気も少ないので、安心して始められますよ。