ぶどうを家庭で栽培しよう!肥料や剪定・収穫時期、病気など鉢植えでもできるブドウの育て方をご紹介
ツルや葉が美しく伸び、棚やフェンスに誘引して仕立てを楽しむブドウ。皮にはアントシアニンやポリフェノール、果実にはブドウ糖や果糖などの糖質が豊富に含まれています。晩夏に採れるブドウは暑い夏のエネルギー補給にぴったり。食べて愛でて楽しめる人気の果樹を育ててみませんか?
目次
黒ブドウ派?白ブドウ派?
ブドウ科ブドウ属のツル性低木。原産地は中近東。大きく分けると黒色、赤色、黄緑色(白色)のブドウがあり、色の違いは皮の色素(アントシアニン)によるもの。
品種はアメリカ原産とヨーロッパ原産のものがあり、最近はその交雑種も出回っています。
品種はアメリカ原産とヨーロッパ原産のものがあり、最近はその交雑種も出回っています。
アメリカ原産のブドウの方が育てやすく初心者向き。なかでも酸味が少なく甘みが強い黒ブドウ「スチューベン(熟期:8月下旬~9月中旬)」、病気に強く育てやすい黒ブドウ「キャンベル・アーリー(熟期:8月中旬頃)」、芳醇な香りの白ブドウ「ナイアガラ(熟期:8月下旬~9月上旬)」、がおすすめです。
ブドウの育て方
基本的な生育のサイクル
開花期:5月中旬~6月上旬
収穫期:8月~10月上旬
植え替え:11月~3月
剪定:1月~2月
※気温や植物の状態により前後します。
※品種により熟期は異なります。
収穫期:8月~10月上旬
植え替え:11月~3月
剪定:1月~2月
※気温や植物の状態により前後します。
※品種により熟期は異なります。
置き場所
日光を好むので植えつける場所、鉢植えの置き場所ともに日当たり良好な場所を選びます。
水やり
鉢植えの場合は土の表面が乾いたら鉢底から少しあふれるくらい与えます。庭植えの場合は夏の日照が続くようなら水やりを行いましょう。
栽培のポイント
庭植え、鉢植えともに水はけと水もちの良い土に植えつけます。
その後は2~3月に元肥を、春~秋にかけては定期的に追肥を与えます。晩秋~冬の間は植え替えが可能。1~2月の間に剪定を行いますが、枝を切り詰める長さは品種によって異なります。
事前に確認しましょう。
その後は2~3月に元肥を、春~秋にかけては定期的に追肥を与えます。晩秋~冬の間は植え替えが可能。1~2月の間に剪定を行いますが、枝を切り詰める長さは品種によって異なります。
事前に確認しましょう。
つぎ木で殖やすこともできます。挿し木は3月に行うと良いでしょう。
鉢植えの場合は根詰まりを防ぎ通気性を良くするために2~3年に1回、晩秋~冬に植えかえすると良いですよ。
ブドウは実がなるまでの生長が早く植えつけた翌年から収穫が楽しめます。
主な病害虫
害虫:ブドウトラカマキリ、ブドウスカシバ、フィロキセラ
病気:べと病、晩腐病、黒とう病、さび病、褐斑病
病気:べと病、晩腐病、黒とう病、さび病、褐斑病
ブドウ栽培に使える用土、肥料
特選有機培養土がおすすめ
野菜やいろいろな植物にそのまま使えます。地力を高めるココナッツファイバーなどの土壌改良素材を配合。 効き目が穏やかで肥効期間が長いIB肥料と海藻成分のミネラルとカルシウムの効果で、根張りをよくします。
果樹に使える肥料
油かす・米ぬかなどを多く含む有機肥料。リン酸成分が多く、花つき・実つきがよくなります。 醗酵処理されているので長く効きます。
自宅でブドウが収穫できると楽しい
ブドウが自宅でできる?なんて考えたことない方も多いと思いますが、カーポートの屋根につるを誘引しているお家をたまに見かけたことはありませんか。鉢に支柱を立てるだけでも栽培ができるので、興味のある方は挑戦してみてくださいね。