ニンジン(人参)をタネから栽培!種まき、収穫の時期や必要な肥料は?ニンジンの育て方をご紹介
根の部分を食べることが多いニンジンですが、実は葉にもβカロテンがたっぷり含まれています。自分で育ててれば若採りの葉を収穫して味わえ2度楽しめます。近年はミニニンジンなどの種も出回り、プランターでも栽培できるようになりました。発芽さえ成功すれば栽培はさほど難しくないですよ。
目次
いろいろ使えるニンジンって?
ニンジンは、セリ科ニンジン属の緑黄色野菜。原産地は中央アジア、アフガニスタンの山麓といわれ、ヨーロッパに伝わった西洋種とアジアに伝わった東洋種があり、現在主流となっている西洋種はニンジン特有のくさみが少なく甘みも強いため人気です。
一般的なオレンジ色の五寸ニンジンのほか濃い赤色の金時ニンジン、黄色い島ニンジン、紫ニンジン、小ぶりなミニキャロットなど色々な品種があります。
最近は甘みが特に強くカロテン含有量を豊富に含む高機能ニンジン「ベータ―リッチ」や「京くれない」などが注目されています。料理をする際は皮ごと使うと栄養を効率的に摂取できますよ。
ニンジンの育て方
基本的な生育のサイクル
種まき期:3月中旬~4月、6月下旬~8月上旬
収穫期:7月~8月(春まき)、11月~2月(夏まき)
※気温や植物の状態により前後します。
収穫期:7月~8月(春まき)、11月~2月(夏まき)
※気温や植物の状態により前後します。
置き場所
日当たりと水はけの良い場所で、比較的冷涼な気候を好みます。
水やり
発芽するまでは土を乾燥させないようこまめに水やりをするのがコツ。
芽が出た後は土の表面が乾いたら与える程度で大丈夫です。
芽が出た後は土の表面が乾いたら与える程度で大丈夫です。
栽培のポイント
生育適期は春と秋。根の長さが15~20cmの短根種(西洋種)が栽培しやすくおすすめです。
ニンジンは発芽しにくいため、種まきを成功させるのがポイント。
ニンジンは発芽しにくいため、種まきを成功させるのがポイント。
土に元肥を混ぜ込み、種をまいたら軽く土で覆い水を与えます。
本葉が1~2枚出てきたら株間が3cmになるように1回目の間引きをし、追肥し土寄せを行います。本葉が3~4枚になったら株間が5~6cmになるように2回目の間引きをし、追肥し土寄せを行います。
1週間に1回、液体肥料を与えるとより効果的。
発芽後はゆっくり生長し、養分が詰まったニンジンに育ちます。
主な病害虫
害虫:アブラムシ、ネコブセンチョウ、夏や秋はコオロギ
病気:うどんこ病、葉の枯れによる黒葉枯病
病気:うどんこ病、葉の枯れによる黒葉枯病
ニンジンを育てるのに必要なものとは?
ニンジンに必要な用土
野菜やいろいろな植物にそのまま使えます。
地力を高めるココナッツファイバーなどの土壌改良素材を配合。
効き目が穏やかで肥効期間が長いIB肥料と海藻成分のミネラルとカルシウムの効果で、根張りをよくします。
地力を高めるココナッツファイバーなどの土壌改良素材を配合。
効き目が穏やかで肥効期間が長いIB肥料と海藻成分のミネラルとカルシウムの効果で、根張りをよくします。
野菜に適した肥料
土の上に置くだけの錠剤の肥料。臭いも少なく使いやすいのが特長。速く効く成分とゆっくり効く成分を含み、約1~2ヵ月効果が続き、野菜を丈夫に育てます。 ニンジンの栽培にも最適ですよ。
おいしいニンジンになる肥料
大根・ニンジンに使える高品質肥料です。
まきやすい小粒タイプです。有機質をたっぷり含み、おいしい野菜を育てます。
まきやすい小粒タイプです。有機質をたっぷり含み、おいしい野菜を育てます。
ニンジンの害虫対策に
野菜と果樹の害虫退治に。害虫の発生を長く予防します(アブラムシで約1か月)。
春野菜から冬野菜まで幅広く使えます。
春野菜から冬野菜まで幅広く使えます。
自分で育てたニンジンで、いろいろな料理に
自分で育てたニンジンを使って、ご飯のおかずだけではなく、キャロットケーキなどのおやつづくりも楽しそうですね。
お子様と一緒につくったキャロットケーキを家族で食べるなんて素敵ですね。
ぜひ挑戦してみてください!
お子様と一緒につくったキャロットケーキを家族で食べるなんて素敵ですね。
ぜひ挑戦してみてください!