ペラルゴニウムの育て方は?植え替え時期や切り戻し、肥料・用土など種類豊富なペラルゴニウムの栽培方法
ピンクをベースにしたペラルゴニウムの小花は、深紅色や花弁の中心に黒や赤色の斑点模様やストライプ模様が入り、愛らしく上品な雰囲気です。5~8枚の花びらが重なりあい、縁がフリルのように波打つものが多く、とっても華やか!4月~7月下旬まで咲き続け、ひと鉢あるだけでお庭やベランダがパッと明るくなりますよ。
目次
アメリカ生まれの多年草 ペラルゴニウムとは?
ペラルゴニウムはゼラニウムの仲間で、春から初夏にかけて咲く一季咲きの多年草。小輪タイプは大輪タイプに比べて開花期が長く、4ヵ月間も咲き続けるのが特長です。
南アフリカ・ケープ地方原産の「ペラルゴニウム・ククラツム」と「ペラルゴニウム・グランディフロルム」を元としてアメリカで生み出され、現在栽培されている品種のほとんどがアメリカ生まれです。
南アフリカ・ケープ地方原産の「ペラルゴニウム・ククラツム」と「ペラルゴニウム・グランディフロルム」を元としてアメリカで生み出され、現在栽培されている品種のほとんどがアメリカ生まれです。
近年は日本の風土に合った育てやすくアレンジもしやすい新品種「サーフィンシリーズ」が人気急上昇中です。
草丈20~80㎝の花は、地植えで上から見下ろすよりも、ふんわりと咲いた形を横から眺めた方が美しいので、脚つきのコンテナに植えたり、鉢をガーデンテーブルの上に置いたりして楽しんでみてはいかがでしょうか。
ペラルゴニウムの育て方と栽培のポイント
基本的な生育のサイクル
植えつけ・植え替え期:6月中旬~7月中旬、9月~10月下旬
開花期:4月~7月下旬
※関東地方以西基準
開花期:4月~7月下旬
※関東地方以西基準
栽培環境・日当たり・置き場所
日当たりと風通しの良い場所を好みます。
鉢植えは真夏の午後の日差しが直接当たらない場所で育てましょう。
真冬は軒下で管理してください。
鉢植えは真夏の午後の日差しが直接当たらない場所で育てましょう。
真冬は軒下で管理してください。
水やり
開花中はしおれないように鉢の表土が乾いたら、花に水がかからないように根元にたっぷりと水を与えます。
栽培のポイント
ペラルゴニウムは弱アルカリ性(pH7.0程度)の土壌を好むので、あらかじめ苦土石灰を混ぜ、pHを調整しておきます。
軟らかい花が咲き終わって落ちると葉にべったり貼りついて、灰色カビ病の原因になることも。
こまめに取り除き、全部咲き終わったら花茎の元から摘み取ります。
常に株元を整理して日当たりと風通し良くするのがポイントです。
花をこんもりと咲かせるコツは切り戻し!
花後すぐに、細い花径より下の比較的太い茎で大きな葉がついている節の上でカットします。
初秋には、好みの高さで木質化していない茎の位置で切り揃えると次の花つきが良いので、ぜひ試してみてください。
またペラルゴニウムは冬の低温を感じて花芽をつくるので、暖かい室内や温室に取り込むと花が咲きにくくなるので注意してくださいね。
主な病害虫
害虫:温室コナジラミ(冬以外の時期)
病気:灰色カビ病
病気:灰色カビ病
ペラルゴニウムを育てるためのおすすめ用土、肥料とは
天然成分配合で元気に育つ培養土
木質堆肥やココナッツファイバーなどの天然成分を原料にオリジナルの有機資材や海藻成分等もプラスされ培養土。
ペラルゴニウムを植える場合は事前に苦土石灰を混ぜておきましょう。
ペラルゴニウムを植える場合は事前に苦土石灰を混ぜておきましょう。
土の上に置くだけでOK。花色鮮やかに育てます
早く効く成分とゆっくり効く成分を含み、肥料効果が約2ヵ月間持続します。
臭いも少なく清潔なので、玄関先やベランダ、室内でも安心して使えます。
花つきを良くするリンサン成分と、株を丈夫にするカリ成分を多く含み、つぎつぎと花を咲かせます。
臭いも少なく清潔なので、玄関先やベランダ、室内でも安心して使えます。
花つきを良くするリンサン成分と、株を丈夫にするカリ成分を多く含み、つぎつぎと花を咲かせます。
30日間効果が持続。幅広い植物に使用できる
温かい季節には葉裏に白いオンシツコナジラミが発生することがあります。
そんな時には花や緑など幅広い植物に使える殺虫殺菌剤がおすすめです。
害虫に対して速効性があり、病原菌の侵入も防いで病気も防いでくれます。
そんな時には花や緑など幅広い植物に使える殺虫殺菌剤がおすすめです。
害虫に対して速効性があり、病原菌の侵入も防いで病気も防いでくれます。
日本生まれの品種も続々と!初心者にはペラルゴニウムがおすすめ
「サーフィン」シリーズは神奈川県で作出され、花つきが抜群で丈夫で育てやすい話題の品種です。
ほかに、ビオラに似た小輪花がいっぱい咲く「エンジェルアイシリーズ」もおすすめ。
ほかに、ビオラに似た小輪花がいっぱい咲く「エンジェルアイシリーズ」もおすすめ。
どの品種も早春から夏まで次々と咲かせて楽しませてくれますよ。
手間をかけずに栽培を気軽に楽しみたいなら、ペラルゴニウムから始めてみても良いですね。