シュウカイドウ(秋海棠)の育て方は?肥料や用土など、苗から育ててむかごで増やせるシュウカイドウの栽培方法
仏像の首飾り(ヨウラク)のように見えることからヨウラクソウという別名があり、独特の楚々とした雰囲気を漂わせるシュウカイドウは、夏から秋にかけて日陰の庭を彩る花として活躍します。秋、花が少なくなる頃に、日陰で咲くピンクの花は一度植えれば、自然に咲いて手間いらず。耐寒性があり、地植えでも育てられます。ピンクの花には雄花と雌花があり、クリーム色の花のシロバナシュウカイドウもあります。シェードガーデンの定番草花です。
目次
シュウカイドウとは?
シュウカイドウ科の球根植物で、日本には江戸時代初期に中国から伝わりました。
バラ科のハナカイドウという花木の花色に似ていることと、秋に開花することからシュウカイドウ(秋海棠)と名付けられたといいます。
バラ科のハナカイドウという花木の花色に似ていることと、秋に開花することからシュウカイドウ(秋海棠)と名付けられたといいます。
ベゴニアの仲間で、半日陰を好み、寒さに強いのが特徴で、環境さえ合えば野生化することも。
花後、葉の脇にできるムカゴという小さな球根のようなものを取って植えておくと翌春に芽をだし、再び楽しめる生育旺盛な植物です。
シュウカイドウの育て方と栽培のポイント
基本的な生育のサイクル
植えつけ期:4月
開花期:8月~10月
※関東地方以西基準
開花期:8月~10月
※関東地方以西基準
置き場所
乾燥が苦手なので、風通しに注意します。
湿り気のある明るめの日陰で管理しましょう。
湿り気のある明るめの日陰で管理しましょう。
水やり
地植えの場合、鉢植えの場合ともに土の表面が乾いたらたっぷり水やりします。
夏の乾燥時期には株元を腐葉土でマルチングして乾燥を防ぎます。
夏の乾燥時期には株元を腐葉土でマルチングして乾燥を防ぎます。
栽培のポイント
湿り気のある土を好むので、地植えする場合は腐葉土等を混ぜて保水力を高めてから植えつけます。
鉢に植える場合は市販の草花用培養土を使用するのが手軽です。
鉢に植える場合は市販の草花用培養土を使用するのが手軽です。
4月頃、園芸店に出回る苗を購入し植えつけます。
暑さには強いですが、乾燥が苦手なので、夏の乾燥期は水切れに注意しましょう。
また夏の直射日光で葉が焼けてしまうこともあるので半日陰で管理します。
環境さえあえば手間いらずで、毎年、花が楽しめます。
冬、地上部は枯れますが、地下の塊茎で越冬し、春になるとまた芽を出します。
秋、葉の脇にできるムカゴを取って植えておけば翌春また芽吹いて育つのでどんどん増やせます。
生育の悪い場合を除き、元肥以外の肥料は特に必要ありません。
日当たりの悪い場所で旺盛に生育する日陰の庭の救世主です。
シュウカイドウ栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは
初期育成に必要な栄養素がはいった有機培養土
元肥入りでいろいろな植物に手軽に使用できます。
赤玉土や鹿沼土、バーク堆肥をほどよく混合した、保水性の高い培養土は、鉢植えにもぴったりです。
赤玉土や鹿沼土、バーク堆肥をほどよく混合した、保水性の高い培養土は、鉢植えにもぴったりです。
すべての成分を1粒に。むらなくまける
植物を元気に育てるための栄養素がバランスよく配合され、マグネシウム・カルシウム・イオウ・鉄など微量要素もプラス。
元肥はもちろん、追肥にも。3~4カ月に一度、ばらまくだけで効果が持続します。
元肥はもちろん、追肥にも。3~4カ月に一度、ばらまくだけで効果が持続します。
30日間効果が持続。幅広い植物に使用できる
アブラムシなどに効果があり、いろいろな植物に使える殺虫殺菌剤。
害虫に対して速効性があり、病原菌の侵入も防いで、病気も防いでくれます。
害虫に対して速効性があり、病原菌の侵入も防いで、病気も防いでくれます。
和風コーディネートでも、洋風の庭でも素敵なシュウカイドウ
江戸時代に中国から渡来したシュウカイドウ。
ベゴニアの仲間ですが、耐寒性があり丈夫な植物として古くから親しまれています。
日陰の庭で咲く美しいピンクの花は和風のコーディネートはもちろん洋風の庭にプラスしても素敵です。
日当たりの悪い場所を華やかにしてくれるシュウカイドウ。
北側の庭など、他の植物が育ちにくい場所に、ひと株植えてみてください。
ベゴニアの仲間ですが、耐寒性があり丈夫な植物として古くから親しまれています。
日陰の庭で咲く美しいピンクの花は和風のコーディネートはもちろん洋風の庭にプラスしても素敵です。
日当たりの悪い場所を華やかにしてくれるシュウカイドウ。
北側の庭など、他の植物が育ちにくい場所に、ひと株植えてみてください。