多肉植物の育て方とは?水やりと肥料のポイントを正しく理解しよう!

2019年8月17日


ぷっくりと独特のフォルムが可愛らしい多肉植物。ほかの植物や雑貨と並べたり、幾つもの種類と寄せ植えにしたりといろいろ楽しめます。そんな魅力的な多肉植物ですが、正しい育て方を知っていますか?肥料や水やりなど手入れのポイントをこの機会にチェックしておきましょう。

知っておきたい多肉植物の特性とは

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多肉植物は、多くの種類がアフリカやメキシコなどの乾燥する地域を原産としています。 そのため、体の一部に水を溜めこんでおけるので、水をあまり必要とせず初心者にも育てやすい植物です。 多肉植物は生長する時期によって3タイプに分かれます。 「夏型」は暑い季節に一番生長し、日光を好みます。冬になると冬眠するので水やりはほどほどに。 「冬型」は寒さに強く、厚さには弱いのが特徴です。夏は気温に注意し、日陰や風通しのよい部屋に置きます。 「春秋型」は夏と冬に冬眠し、3~5月、9~11月頃に元気に育ちます。

多肉植物の水やりはどのくらい?

多肉植物は乾燥に強い植物なので、逆に水分が多すぎるのは苦手です。 よって水やりのタイミングを見極めてあげなければなりません。 多肉植物は水やりの頻度が少なく、土が完全に乾いてから水をたっぷり与えるのが基本です。 土の表面が乾いて7~10日ぐらいに葉がしおれはじめたころに水やりしても大丈夫です。 多少忘れてしまった頃に水やりするようにしましょう。 その場合は、葉っぱに水がからないように注意してください。

多肉植物に肥料を与えるポイント

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肥料を与えるタイミングとコツ

多肉植物に肥料を与えるべきなのか迷う方も多いのではないでしょうか。 元々は乾燥地帯が原産で、砂漠などの過酷な土地で育成しているため、多少栄養分が少なくても育ちます。 ただし、場合によっては肥料が必要です。 肥料は多肉植物の生長を助けるため、元気がないときに与えると必要な栄養分を吸収して、元気を取り戻します。 また、大きく育てたい、または見た目を美しくしたい場合にも肥料を与えてみてください。 肥料の量が多すぎると根腐れを起こしてしまうかもしれないので注意しましょう。 多肉植物がしなびてきたら、肥料負けしている可能性があります。 もし根が黒く変色しているようなら、その部分を切り取ってから植え替えしてください。

肥料の種類について

多肉植物に限らず園芸用の肥料にはいろいろな種類があります。 動物性有機物が原料の「有機肥料」やペレット状の「固形肥料」、液体状の「液肥」などが主で、タイミングや植物の状態に合わせて使い分けることが大切です。 基本は植え替え時に有機肥料や固形肥料を少量、生長時には液肥を2~3回に分けて与えましょう。

多肉植物を元気に育てるおすすめの肥料

ハイポネックスの多肉植物にもサボテンにもそのまま使えるハンディタイプ

ハイポネックスジャパン キュート サボテン・多肉植物用...

ハイポネックスジャパン キュート サボテン・多肉植物用 150ml

ハイポネックスの多肉植物とサボテン専用の肥料です。 希釈せずにそのまま根元に差し込んで使えるので、手が汚れずお手入も簡単。 多肉植物とサボテンの花つきをよくし、鮮やかな色合いに育てます。 元気がちょっとないなと思った時に与えてみてはいかがでしょうか。

多肉植物にハリとツヤを与えて美しく育成する

花ごころ 多肉&エアプランツの活力 ハリ・ツヤ・うるお...

花ごころ 多肉&エアプランツの活力 ハリ・ツヤ・うるおい液 300ml

こちらは手軽さがうれしいスプレータイプ。 必須ミネラルが主成分で、栄養分豊富な活力液が植物を乾燥から守りつつ、元気を与えてくれます。 環境改善成分によって葉のツヤを出し、健康に育てる効果も期待できそう。 観葉植物のほか、エアプランツにも使えるのもうれしいポイントですね。

多肉植物を上手に育てて、ガーデン生活に潤いを

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奥の深い多肉植物の世界、たくさん増やすことができたら、寄せ植えも楽しめます。 タイミングに合わせて肥料を与えながら上手に育てて、多肉植物との生活を充実させてくださいね。