ドライフルーツの作り方とは? 家庭菜園で育てたフルーツを簡単ドライフルーツメーカーで!

2018年12月19日


家庭菜園で育てた果物が立派に実ったとき、収穫して食べるのもまたお楽しみのひとつ。生のままでも十分おいしいですが、せっかくならドライフルーツをつくってみませんか?新鮮な果物の瑞々しさと甘さがぎゅっと詰まったドライフルーツづくりについて紹介します。

ドライフルーツ、手づくりのおすすめポイントは

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お店で売られているドライフルーツにはいろいろあり、工場などで多量生産されているものも多いです。鮮度を保つために防風剤などを入れていたり、甘味料で甘みを引き出していたりする場合もあります。 自分で種や苗木から育てた果物は添加物を一切加えていないので、素材本来の味を楽しむことが可能です。また、味を工夫しやすいのも大きなポイント。ちょっと甘味を足したいという時にも調整できます。 そのほか、市販のドライフルーツは量が多かったり少なかったりしますが、手づくりならお好みの果物を好きな分量だけつくれます。使い切ることもできるので、お菓子づくりやコーンフレークのトッピングなどいろいろアレンジできるのもメリットといえるでしょう。

ドライフルーツにおすすめのフルーツ

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ドライフルーツは身近にある果物でつくることができます。ほとんどの果物が適しているので、後はお好みやつくり方によって選べばよいでしょう。食べやすさや栄養、美容と健康への効果など気になる点から、果物の特徴をピックアップしました。

いちじく

いちじくは栄養価が高く、食物繊維をはじめ、ミネラルや鉄分、カルシムなどの成分が豊富に含まれている果物です。その中でも特にペクチンという成分は便秘の悩みを解消する効果が期待できるとされています。 お手入も簡単で、放っておいてもどんどん実を付けるので、家庭菜園が初めてという方でも比較的育てやすい果樹です。庭で栽培する場合は果樹専門の培養土を使い、プランターでの栽培はたっぷりと水やりしてあげましょう。

りんご

今ではスーパーで1年中見かけるりんご。ビタミンCや鉄分が含まれており、美容や健康をサポートしてくれます。通常は乾燥させると失われるビタミンCですが、りんごの場合、ドライフルーツに加工しても消えにくいのが特徴です。 水分がなくなることによって果物自体のかさが減り、効率よくビタミンCを摂取することができます。

トマト

トマトに含まれるリコピンは抗酸化力が強く、血糖値を下げる、または老化の原因のひとつである活性酸素を除去する効果が期待できるそうです。ドライフルーツにするとほかの果物より野菜の味が引き立つので、料理の隠し味やおつまみにも使えます。 育てやすく、プランターで手軽に家庭菜園を楽しめるのもうれしいですね。

ドライフルーツのつくり方とは

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ドライフルーツのつくり方はいろいろな方法があります。最近はドライフルーツ専用の家電もあり、時短でつくれるようになりました。それぞれのつくり方を紹介するので、参考にしてください。

天日干し

・天日干しネットか平らなザルを用意します。 ・丸洗いした果物の皮をむき、種や芯を取り除いて、4~5㎜ほどの薄さにスライスします。 ・キッチンペーパーで水気を切って、天日干しネット、もしくは平らなザルの上に重ならないように広げてください。 ・途中裏返しながら直接日光に当てて干し、それ以外は室内で保管する。2週間ほどで完成です。

電子レンジ&オーブン

・クッキングペーパーを敷いた耐熱皿にスライスした果物を並べ、1分温めて水分を飛ばします。クッキングペーパーを取り替えながら水分が完全に飛ぶまで温めるのを繰り返してください。 ・オーブンの場合、オーブンシートを敷いた鉄板に並べて、100度ぐらいで1時間ほど乾燥させます。ひっくり返してさらに40分ほど焼いてください。

ドライフルーツメーカー

果物をはじめ、いろいろな食品を乾燥させることのできる家電です。製品によりますが、スライスした果物をドライフルーツメーカーに入れて、後は出来上がるのを待つだけ。簡単なので、失敗したくないという方は試してみてはいかがでしょうか。
アピックス ドライフードメーカー

アピックス ドライフードメーカー

お菓子づくりにもおすすめ!ドライフルーツのシロップ漬け

※画像はイメージです。

※画像はイメージです。

お菓子づくりや料理の隠し味にもおすすめ!常温で1年間保存できます。

ドライフルーツのシロップ漬け

<材料(つくりやすい量)> お好みのドライフルーツ 300g 白ワイン        1カップ はちみつ        1カップ レモン汁        1個分 黒こしょう(粒)     3~5粒 シナモンステック    1本 <つくり方> 1.ホウロウ鍋に材料すべてを入れて中火にかけます。 2.途中でアクを取りながら約10分間煮てください。 3.煮沸消毒した保存瓶に煮たドライフルーツを煮汁と一緒に入れます。

自然な甘みがヘルシーなおいしさ!ドライフルーツジャム

※画像はイメージです。

※画像はイメージです。

ドライフルーツの自然な甘みだけでつくるヘルシーなジャム。いろいろな種類のドライフルーツを組み合わせてもおいしいですよ。

ドライフルーツのジャム

<材料(つくりやすい量)> お好みのドライフルーツ 500g <つくり方> 1.ボウルに入れたドライフルーツに熱湯をかぶるくらいに注ぎ、5分ほどおいて柔らく戻します。 2.ボウルの湯をきり、ドライフルーツを包丁で1㎝角にカットします。 3.鍋にカットしたドライフルーツを入れ、水をヒタヒタになるぐらいまで入れてから中火にかけます。 4.途中、アクが出たら取り、時々かき混ぜながら15分程煮ます。トロリとしてきたら火を止め、煮沸消毒した保存瓶に入れて完成です!粗熱が取れたら冷蔵庫で保存してください。 ※市販のドライフルーツでつくる場合は最初にドライフルーツをボウルに入れ、上から熱湯をかけて表面の油を取ります。

つくるのも食べるのも楽しい!自家製ドライフルーツ

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手間が掛かりそうなドライフルーツも、案外簡単につくることができそうです。市販のものは買うと高いけど、自分で手づくりすれば好きな分だけ楽しめるのも魅力ですね。ぜひ、いろいろな果物で挑戦してみてください。