トマト・ミニトマトの栽培は苗から?肥料や用土、水やりのポイントや病気・害虫などトマトの種類や育て方
野菜のなかで人気NO.1を誇るトマト・ミニトマトは、庭やベランダでの家庭菜園にも料理にも欠かせない夏野菜。サイズも大玉、中玉、ミニ、色も赤、オレンジ、黄色とバリエーションが豊かで、どれも鈴なりに実るのが魅力ですね。高温と日当たりを好むため、地植えでもコンテナでも栽培しやすく、初心者が収穫の喜びを味わう第一歩としておススメしたい野菜です。
目次
あなたはミニトマト栽培派?大玉、中玉トマト栽培派?
初めて育てる人、コンテナ栽培するなら丈夫なミニトマトがおススメ。大玉トマトよりも強健で糖度が強く傷みにくい品種が数多くあります。
最近は、形や色にこだわった品種も増えていますよ。プラム形の代表品種「アイコ(赤)」は、色違いの「イエローアイコ(黄色)」も大人気。洋ナシ形の「レッドペアトマト(赤)」も育てやすくおススメ。従来のミニトマトと比べてカロテン含量を約3倍も含む「オレンジ千果(オレンジ)」も注目されています。
一方、大~中玉トマトは甘みと酸味のバランスが良くコクがあるため、生でも加熱してもおいしいのが魅力。昔はお尻のとがった青臭いトマトが主流でしたが、現在は丸みを帯びた甘みの強い品種が主流に。特に、肉質がしっかりしているため赤く熟してから収穫できる大玉トマト「王様トマト麗夏(れいか)」、濃厚な味わいの中玉トマト「シンディースイート」がおススメです。
初心者でも出来るトマト栽培のポイント
基本的な生育のサイクル
収穫期:7月~8月
置き場所
水やり
栽培のポイント
トマトの生育適温は25~30℃。十分に暖かくなってから植えつけるのがポイントです。
水はけの良い培養土に、元肥を混ぜ込み、トマトの苗を植えつけます。
脇芽が出たらすべて取り除き、主枝1本に実らせて、果実を大きく育てます。脇芽を取ることで養分が分散せず、立派な果実が収穫できます。
大きく育ったら、主枝の先端も摘み取りましょう。生育期間中は定期的に追肥を与えます。
尻腐れ症を防ぐには、尻腐れ予防スプレーを使うと良いですよ。
トマトはナス科の植物で連作障害が起きやすいので、同じ場所に植えないよう気をつけましょう。
主な病害虫
病気:葉かび病、突然の葉の枯れによる疫病、カルシウム欠乏による尻腐れ病
ミニトマト、大玉、中玉トマト栽培の用土、薬剤
トマトにはトマト栽培専門の培養土を
トマト特有の病気予防に。シュッとひと吹きするだけでOK
トマト栽培全般の病虫防除にはコレ!
家庭菜園の王道トマト!初心者ならトマト栽培から挑戦してみよう!
実つきが悪い場合は、それは環境のせいかもしれません。花が咲いたら筆や綿棒を使って人工受粉すると実つきが良くなりますよ。
大~中玉トマトは1房に3~4個を目安に先端の果実を早めに収穫すると残りの実が大きく育ちます。
ミニトマトの場合は摘果する必要がありません。赤く色づいたら収穫のサイン。思う存分、収穫を楽しんでくださいね。
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