レモングラスの育て方は?肥料や用土など鉢植え・プランターでも楽しめるレモングラスの栽培方法
ハーブティーを味わうなら、新鮮な葉を使いたいですよね。飲むと気持ちが落ちつく、リフレッシュできるなど、いろいろな効能がうたわれるハーブティーですが、ドライ(乾燥タイプ)よりフレッシュ(生タイプ)を使うと、香りも色も格別の味わいになります。レモングラスの育て方はとても簡単! 鉢植えでも地植えでも育てられるので、気軽に植えてみませんか?
目次
リフレッシュできるハーブ?!レモングラスとは?
レモングラスは、イネ科のレモンによく似た柑橘系の香り(シトラール)がする東南アジア原産の多年草です。
ススキのような緑の葉姿で、元気よくスッと伸びる草丈は50~70㎝。
葉の色は濃い緑で、根元に向かって黄緑から白に変わります。
使う時は根元からカットしてサッと洗い、葉をしごいたり叩いたりして香りを立たせてから使いましょう。
3~4㎝にカットして熱湯を注ぎ、数分おいたら素敵なレモングラスティーのできあがり。
アジアン料理のスープ類にも好んで使われますが、その際は根っこから茎葉まで丸ごとも利用するとレモングラスの香りが際立ちますよ。
レモングラス栽培のポイントとは
基本的な生育のサイクル
植えつけ時期:3月中旬~5月中旬
収穫期:4月下旬~10月
※関東地方以西基準
置き場所
鉢植えでも、地植えでも、日当たりと水はけ、そして風通しの良い場所で管理してください。
また東南アジアが原産のハーブであるため、耐寒性はあまりなく、冬越しには向いていません。
冬でも5℃以上確保できる場所で育てる、または動かして育てましょう。
土
水はけのいい用土を選びましょう。
初心者の方はハーブ専用土でも十分に育てることができますよ。
土にもこだわりたい方は、水はけをよくするために赤玉土など粒の大きい土を混ぜるなど工夫しましょう。
また、レモングラスは酸性が苦手なので、植え付ける前に苦土石灰で中和をしておくとよいですね。
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植え付け
3月中旬~5月中旬の温かくなってくる時期に行いましょう。
植えつけは地植えでもプランターでも大丈夫。
発芽気温は大体20~25度。
レモングラスは苗から育てるのがおすすめですよ。
次々と新しい芽が出てくるので株間を10㎝以上開けて植えつけ、新芽の出るスペースを確保しておきましょう。
水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと。
案外、水を欲しがるので切らさないように注意しましょう。
ただし、あげすぎると蒸れにつながるので、注意です。
肥料
用土づくりの際に、緩効性肥料を混ぜ込んでおくのがおすすめです。
じんわりと長く効いて、成長を助けてくれますよ。
また、成長していくなかで葉の色が悪くなったり、やせ細ったりした場合は追肥として液体肥料をあげるといいでしょう。
香り豊かなレモングラスに育てる、速効性の肥料
アミノ酸が配合され、薄めて使用する液体タイプの肥料で健全に育つために必要な15種類の養分とアミノ酸がバランスよく配合されています。
春から夏にかけての生育期間中は1週間に一度を目安に水やり変わりに与えます。
収穫
春~冬前までは外側から順に葉を切り取り、収穫します。
株元からばっさりと切り、収穫しましょう。
レモングラスは、土から見えている部分はすべて使えますよ。
レモングラスの増やし方
レモングラスは株分けで増やすのが主流です。
植え替えに適した時期は、植え付けと同様4~9月です。
成長したレモングラスを根ごと抜き、適度に土を払い、株を半分に分けます。
このとき、根を傷つけないよう気を付けましょう。
それぞれ根を伸ばすのに十分なスペースに植え替えたら、おしまいです。
冬越し
前にも触れた通り、レモングラスは寒さに大変弱いです。
他国では多年草として扱われることもありますが、日本の気温では基本的に冬は越せません。
そのため、レモングラスを動かせる場合(鉢植え)は、冬場の夜間は室内に移動させたり、動かせない場合(地植え)は株元まで短く刈り取り、霜対策としてマルチングやカバーがけを行いましょう。
主な病害虫
レモングラスは、害虫、害虫ともにあまり心配いりません。
害虫に強いレモングラス!自宅で栽培してフレッシュなハーブティーに!
レモングラスは害虫もあまりつかない、病気もほとんどしない強健なハーブ。
スッと縦に伸びる涼しげな葉の姿と柑橘系に似た香りの良さで、誰にでも愛される魅力を持っています。
地植えにして庭の周りを囲ってもよし、プランターに植えて玄関先や窓際に置くもよし。
ハーブティーならホットでゆっくり飲んでも冷やしてゴクゴク飲んでも癒されるので、常備しておきたいハーブのひとつといえますね
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