ベゴニアの育て方は?挿し木や水やり方法、肥料・用土など種類豊富な木立性ベゴニアの栽培方法
開花している期間がとても長い木立性ベゴニア。4月中旬~12月中旬までというロングスパンで次々に花を咲かせてくれます。花だけでなく、葉の色や形にもバリエーションがあり、挿し木にすれば子どもが殖やせるという何から何までうれしい特性を持った草花です。
目次
木立性(きだちせい)ベゴニアとは?
ベゴニアの中でも地下に球根や根茎をつくらず、茎が立ち上がる品種が木立性(きだちせい)ベゴニアです。草丈は20~200㎝ほどになり、南米などの熱帯・亜熱帯地域が原産地で、日本では暖かい季節中ずっと花をつけてくれます。
草丈の低いものをハンギングバスケットにしたり、葉の間からいくつも花が垂れ下がるシャンデリアのように仕立てるのも素敵。葉も美しい品種が多く、つややかな緑色の葉、光沢のある黒い葉に水玉模様や筋が入るもの、表面にきらきらと光る毛が生えてビロードのような質感の葉など、花のない時期でも葉を存分に楽しめます。
木立性(きだちせい)ベゴニアの育て方と栽培のポイント
基本的な生育のサイクル
植えつけ・植え替え:4月上旬~7月上旬、9月~10月
開花期:4月上旬~12月上旬
※関東地方以西基準
開花期:4月上旬~12月上旬
※関東地方以西基準
置き場所
春と秋は、日当たりと風通しの良い場所で、夏は涼しく風通しの良い半日陰に鉢を置きましょう。
水やり
鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいにたっぷりと水やりします。真夏と冬は控えめにして過湿に注意しましょう。
栽培のポイント
木立性ベゴニアは、鉢植えが一般的です。水はけが良く通気性に富んだ土を使い、4月~7月頃に植えつけます。植え替えは、硬くなった土や根詰まりしたものを新しい土に取り替えて、鉢もひと回り大きくしてやると、またぐんぐん成長します。
葉芽を確認して切り戻しをしてやると、新しい茎に花がつきます。株を増やしたい場合は、春か秋に挿し木で殖やすといいですよ。株の先端部でも途中部分でも挿し木ができます。
ただし、花が咲いた節には葉芽が無いので、必ず葉芽のある節をよく選んで使いましょう。四季咲き性の品種が多く、冬でも夜温を10℃以上に保てば開花し、7℃以上あれば冬越しも可能です。
主な病害虫
害虫:アブラムシ、ハマキムシ
病気:灰色カビ病、ウドンコ病、斑点細菌病
病気:灰色カビ病、ウドンコ病、斑点細菌病
木立性(きだちせい)ベゴニアを育てる用土、肥料とは
天然成分配合で元気に育つ培養土
木質堆肥やココナッツファイバーなどの天然成分を原料にオリジナルの有機資材や海藻成分等もプラスされ、そのまま植えれば元気に育つ培養土です。
土の上に置くだけ、簡単。持続効果も2カ月間
早く効く成分とゆっくり効く成分を含み、安定した肥料効果が約2ヵ月間持続。 臭いも少なく清潔なので玄関先やベランダ、室内でも使えます。充実した株の生育を促進します。
30日間効果が持続。幅広い植物に使用できる
アブラムシ、ハダニ、うどん粉病 花や緑など幅広い植物に使える殺虫殺菌剤です。害虫に対して速効性があるのが特長。病原菌の侵入も防ぐため、病気も防いでくれます。
窓辺に小鉢で!インテリアにも!木立性(きだちせい)ベゴニア
木立性ベゴニアは草丈1m以上にもなる大型品種から、窓辺に置いて小鉢のまま楽しめる小型品種までさまざまです。ライフスタイルに合わせて品種をチョイスしてみては?インテリアとして飾るのもおしゃれですね。茎を挿し木にすれば数週間で根が出ます。簡単に株の更新と増殖ができ、いつも元気でフレッシュな状態を保てますよ。