ツツジの育て方は?剪定時期や水やり、肥料・用土など鉢植えでも簡単なつつじの栽培方法


桜の季節を過ぎると、待ちかねたように色とりどりのツツジの花が見頃になります。その頃、空にはツバメが飛び交い、民家の庭には鯉のぼりが風になびく――。のどかな日本の五月の風景が脳裏に浮かぶ時、ツツジは欠かせない存在ですね。

ツツジとは?

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基本情報

学名:Azalea
英名:Rhododendron
科名:ツツジ科
属名:ツツジ属
原産国:日本/東アジア

ツツジは日本を代表する花で、春に花を咲かせる落葉樹です。
赤や白、ピンクなどあざやかな色の花を咲かせます。
また、常緑性の種類もあります。
耐寒性にも強く、初心者の方でも育てやすい植物です。

栽培スケジュール

開花期:4-5月
植え付け、植え替え:4-5月
肥料:12-1月、5-6月、9月
剪定時期:6-7月

ツツジに適した環境

置き場所

少なくとも半日は日が当たり、腐植質にとんだ水はけの良い場所を好みます。
鉢植えは、夏は半日陰で強い日差しをよけて。
冬は、乾燥した寒風に当たらない場所へ移動させてください。

水やり

ツツジは水切れに弱く、乾燥を嫌います。
特に植え替えたばかりの年などは要注意!観察しながら水やりを行ってください。
細い根が地表近くに張るため、土壌の極端な乾燥に弱い性質です。
鉢植え、地植えともに夏の高温期には注意して、朝夕の水やりを調整しましょう。

用土

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ツツジは水はけがよく酸性土壌を好みます。
水はけと水もちが良く、用土の酸性度をpH4.5~5.0前後に調整した
ブルーベリー栽培の土がおすすめです。
初期生育に必要な栄養素も入っているので、鉢植え、庭植えの根本周りに使えて便利です。

自分で土を作る場合は、
小粒の赤玉土4、小粒の鹿沼土3、ピートモス2、バーミキュライト1を混ぜて作りましょう。

肥料

肥料のタイミングは8割ぐらい花が咲き終わった花後5-6月、
株を充実する9月下旬、休眠期の1月に与えると良いでしょう。
緩効性化成肥料や固形の油かすを与えましょう。

ただし、ツツジは根が浅いため、肥料の与えすぎ状態になる「肥料焼け」に注意しましょう。

ツツジの詳しい育て方

増やし方

ツツジは挿し木で増やすことができます。

■必要なツール:
・コップ
・土
・3号鉢
・割りばし
・発根促進剤

■適正な時期:5-6月

■作業手順:
1.できるだけ若く充実した枝を切り取ります。
2.枝を先から10cmほどカットします。
3.先端の葉を2,3枚残してその他はカットします。
4.発根率を上げるために、市販のもので良いので発根剤などを付けると良いですよ。
5.挿し木用の土を使用します。挿し床を用意してから挿し穴は空けておいてください。
6.水やりを行い、日陰に置きます。
※根が確認できるまでは、途中で抜かない様に注意してください。

剪定

剪定は6月上旬までに行いましょう。
8割くらいの花が咲き終わった(花後)2週間後までが最適です。
ツツジは花芽をつける時期が6月中旬-7月までなので
その前に剪定を済ませておくと良いでしょう。

また、剪定だけでなく、定期的に花がら摘みをすることも良いでしょう!

主な病害虫

病気:特になし
害虫:ハダニ、ツツジグンバイムシ、ベニモンアオリンガ、ハマキムシ

ツツジによく生息する虫はグンバイムシです。
グンバイムシとは、葉の裏から吸汗する害虫で、生育が悪くなったり、見た目も汚くなります。
発生する時期は4-10月頃で、葉の裏が黒く汚れているのが特徴的です。
行事が持っている軍配に似ていることからグンバイムシと呼ばれています。

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春や秋の乾燥する季節に発生するハダニやツツジグンバイムシ。
新芽や蕾の内部に侵入して食害するベニモンアオリンガ。
ツツジにつきやすい害虫を退治するには、浸透移行性を応用した園芸殺虫剤を使ってみてください。
植えつけ時にパラパラと土にまいておくだけで、水やりで根から吸収して茎や葉に行きわたり、
害虫予防と駆除ができます。生長しても使える、手軽で便利な殺虫剤です。

花が咲かない原因とは?

剪定の時期を確認!

先程も説明しましたが、剪定の時期には注意が必要です。
花芽を剪定してしまうと、来年の花が咲かなくなってしまうため要注意!
剪定は8割くらいの花が咲き終わった(花後)2週間後までに終わらせましょう。

肥料を与えすぎていませんか?

野生のツツジをよく見かける場所と言えば、
砂利が混ざっていたりと栄養満点な土壌というわけではありませんよね。
そういった場所で育つことのできるツツジなので
肥料をたくさん与えなければならないというわけではありません!
肥料の与えすぎ状態になる「肥料焼け」に注意が必要です。

ツツジを育てている環境をチェック!

日光が不足している可能性があります。
日陰げでも葉は育ちますが、やはり花はつきにくくなります。
鉢植えの場合は日当りの良い場所に移すなど工夫をしましょう。

庭木の定番ツツジを育ててみよう!

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公園や街道沿いに一斉に花をつけるツツジは圧巻ですね。
辺りの色さえ花色を映しているように見えます。家にも1本は欲しい庭木です。挿
し木で増やせるほど強い性質を持っています。
鉢植えでも簡単に育つので、あなたも庭の片隅に植えてみませんか?