カモミール(カミツレ)の育て方は?種まき・収穫や肥料・用土などアロマも楽しめるカモミールの栽培方法


マーガレットに似た素朴な小花が可愛らしいカモミール。旺盛に殖え、一斉に花を咲かせる風景は、まるで野原のよう。花に触れるだけで、ふんわりと甘い香りが漂い、心が癒されます。香る芝生として庭に苗を植えて育てたり、ティーにして飲んだり、部屋に飾ってアロマ(香り)を楽しんだり。カモミールは暮らしのなかで大活躍するハーブの代表格です。

カモミールとは?

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ジャーマンカモミール、ローマンカモミールともにキク科のハーブです。
「カモミール」と名前は同じですが、ジャーマンカモミールは一年草で、ローマンカモミールは常緑の多年草で異なるハーブです。
そのため、ローマンカモミールは数年に一度は必ず植え替えをしなければなりません。
初心者はジャーマンカモミールの方が簡単に育つのでおすすめですよ。

直径2㎝ほどの小花は生長が進むにつれ、黄色い花芯が盛り上がり、白い花びらが反り返っていきます。
ジャーマンカモミールの黄色い花芯には香りがありますが、葉に香りは無いので要注意。
花の部分を収穫するようにしてくださいね。

カモミールは、昔から風邪、頭痛、下痢、ストレスによる胃の痛みなどに効くハーブティーとしても活用されてきました。
春の開花期はフレッシュで香りを存分に味わい、それ以外の季節はドライにして保存し、常備しておいても良いですね。
余ったら入浴剤に使っても楽しめますよ。

カモミールの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

開花期:3月~6月
収穫期:3月~6月
植えつけ期:3月~4月上旬、9月下旬~11月
種まき期:4月、9月~10月下旬
※関東地方以西基準

置き場所

日当たりと水はけの良い場所がベスト。
高温多湿が苦手なので、乾燥気味なくらいで育ててあげましょう。
プランターだと動かせますが、地植えだと場所を変えられないので、植える場所に気を付けてくださいね。

またカモミール(カミツレ)は寒さに強く丈夫です。
霜などに注意すれば、冬越しに腰を折ることはないでしょう。

用土

水はけの良い土を使ってあげましょう。
粒の大きい赤玉土と腐葉土や堆肥をすき込み、良く耕した土に植えると健やかに育ちますよ。
また酸性の土は苦手なので、若干の苦土石灰などで調整してあげるのも大切です。
より香り良く育てたい方は緩効性肥料をあげるのもおすすめです。

初めて育てるためよくわからない、という方はハーブ専用土なのでも十分に育てられるので挑戦してみてくださいね。

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植え付け

カモミール(カミツレ)は種からでも苗からでも育てられます。
どちらの方法でも3~5月くらいの温かい時期に植えてあげるのがおすすめです。
カモミール(カミツレ)の発芽適温は大体15~20度くらいです。

発芽したら、湿気がこもるのを防ぐために、密集しているところは間引きましょう。

水やり

土が乾ききったらお水をあげるくらいで大丈夫です。
多湿は根腐れにもつながるので、こまめにチェックして、水やりを行いましょう。

肥料

用土に混ぜ込む緩効性の肥料のほか、たくさん収穫したい場合は、秋に種をまくか、苗を植えて3月上旬頃にリン成分が多い肥料を与えるのがおすすめです。
株が良く育ち、たくさん花が咲いて収穫量を増やせますよ。

香りを豊かにする肥料

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有機質をベースにした粒状の肥料です。
じんわりと長く効果が続き、花つきよく香りよく育つのを助けてくれますよ。
元肥として土に混ぜ込んだり、追肥として株元まわりにまいたり使い勝手のよい肥料です。

剪定

カモミール(カミツレ)には切り戻しをしてあげましょう。
これは蒸れを防ぐために行います。
夏が来る前に整えてあげるといいですね。

増やし方

カモミール(カミツレ)の増やし方は3つあります。

①こぼれ種
ジャーマンカモミールは、育てているうちに自然にタネを落としていきます。
それらが殖えて庭に広がってゆき、翌年もすてきな香りが楽しめます。

②挿し木
適した時期は3~4月頃。
切り戻しなどで、10~15cmほどに切り落としたカモミールを土に挿し、成長させていく増やし方です。
ある程度成長したら、プランターや地に植え替えてあげましょう。

③株分け
こちらも適した時期は3~4月頃です。
成長したカモミールの株を分けて、再び土に戻して成長させていく増やし方です。
株分けを行うときは、株を傷つけないよう気を付けましょう。

主な病害虫

害虫:アブラムシ、ハダニ

病気:うどんこ病

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使用回数の制限もなく収穫前日まで使用できます。













心を和ませるやさしい香り カモミールの花言葉

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カモミールは心を和ませるやさしい香りと効能の高さから「マザーズハーブ(母の薬草)」とも言われ、「清楚」「あなたを癒やす」という花言葉がついています。

反面、「苦難に耐える」「逆境で生まれる力」という花言葉もあるのを知っていますか?
それは素朴な見た目に反して、寒さや雨風に強く踏まれても良く育つから。
やさしいのにたくましい、まさに「マザーズハーブ」の名がぴったりですね。