ローズマリーの効果効能とは?育て方・使い方を覚えて、ローズマリーを使ったレシピに挑戦しよう!
育てやすく、1年を通して収穫の出来るローズマリーは、ガーデニング初心者におすすめのハーブです。ローズマリーは消臭効果だけではなく、アレルギーやアンチエイジングにも嬉しい効果があるといわれています。日常生活の中でローズマリーを楽しめるレシピを、4つご紹介します。
目次
ローズマリーはどんなハーブ?収穫はいつごろ?
ローズマリーはシソ科のハーブです。
料理だけではなく、入浴剤や美容ケア、薬用としても活用の幅が広く、大変人気があります。常緑低木で、種類によって花の色や樹形もさまざまであるため、観賞用としても親しまれています。
ローズマリーの収穫は4~11月。1年を通して葉や茎が伸びるため、適時収穫を兼ねた剪定をしてあげるのがおすすめです。
ローズマリーは育てやすく、鉢植えや室内でも栽培ができます。自宅での栽培も簡単なため、ガーデニング初心者向けのハーブといえるでしょう。
収穫のための剪定
伸びた茎の先から、10~15㎝ほど清潔なハサミで切り取りましょう。
茎が15cm以上伸びている枝を剪定するのがおすすめです。
短い枝を切ってしまうと、剪定後の見栄えが悪くなるおそれがあるので、バランスを見ながら切りましょう。
冷凍保存も可能
収穫したローズマリーをすぐ料理に使わない場合は、冷凍保存も可能です。
水で洗って乾燥させ、小分けにして密封し冷凍庫で保存しましょう。
ローズマリーを日常に取り入れるメリットとは
香りの強さが特徴
ローズマリーはハーブらしいすっきりとした香りの強さが特徴。
その香りを活かして、肉や魚料理のくさみ消しに用いられることが多いでしょう。
また食材の保存や殺菌効果のほか、口臭の予防にもなるといわれています。
アンチエイジング効果
ローズマリーは「若返りのハーブ」とも呼ばれ、ビタミンやカリウムのほか、抗酸化作用の高いポリフェノールであるロズマリン酸を含みます。
ローズマリーを毎日の生活に加えることで、アンチエイジング効果や美肌効果も期待できるのです。
アレルギーの抑制
ロズマリン酸は、花粉症やアレルギー性皮膚炎などのアレルギーに対し、症状を緩和する効果があるとされています。
ロズマリン酸の効果は食事と一緒に摂取することで効果が上がるといわれているので、花粉のつらい時期には、ローズマリーを加えたレシピを取り入れるのがおすすめです。
レシピ1 シンプルな美味しさ、ローズマリーティー
ローズマリーティーは毎日の生活に取り入れやすく、収穫してすぐに楽しむことができるのでおすすめです。ローズマリーティーは気分をリフレッシュさせ、すっきりした気持ちにさせてくれるといわれています。
フレッシュな生のローズマリーや乾燥させたドライローズマリー、どちらでも楽しめます。ドライにすると日持ちするので、たくさん収穫したときにぜひ試してみてくださいね。
フレッシュローズマリーティーの作り方
フレッシュローズマリーなら収穫してすぐにトライできます。
摘みたての香りをぜひ楽しんでみましょう。
1:1枝のローズマリーを洗います。
2:ティーポットにローズマリーを入れ、お湯を注ぎます。
3:3~5分程度蒸らして完成です。
ローズマリーを乾燥させてドライローズマリーに
ドライローズマリーティーなら、季節を問わずいつでも楽しめます。
まずは切り取ったローズマリーを乾燥させましょう。
1:ザルなどを使い、ローズマリーを水洗いします。
2:水をしっかり切り、大きな枝からは外して、キッチンペーパーの上に並べます。
3:600wの電子レンジで2分~2分半ほど加熱しましょう。手で枝を握ると乾燥した葉がパラパラと落ちます。
4:枝から落ちない葉は乾燥が足りないので、10秒ずつ加熱して様子をみましょう。
5:粗熱が取れたら完成です。
乾燥させたローズマリーは乾燥剤と一緒に、密閉できる容器や袋に入れておきましょう。数ヶ月日持ちします。
ドライローズマリーティーの作り方
1:小さじ1杯程度の乾燥ローズマリーを、ティーポットに入れます。
2:お湯を注ぎ、5~7分ほど蒸らしましょう。
甘さが欲しい方は、ハチミツを加えると良いでしょう。
よりすっきり感が欲しい方は、ペパーミントとブレンドしてみても。清涼感があり、朝すっきり目覚めたいときなどに特におすすめです。
レシピ2 ローズマリーのホット豆乳
<材料>
豆乳 600cc
ローズマリー 1枝
シナモンパウダー 適量
ハチミツ 適量
<作り方>
1:鍋に豆乳とローズマリーを入れ、沸騰させないようゆっくり温めます。
2:香りがたち、ふつふつと煮立ってきたらローズマリーを取り出します。
3:お好みでシナモンパウダーをふりかけ、ハチミツを加えて出来上がり。
豆乳は調整豆乳でも無調整豆乳でもOKです。冷やしても美味しく頂けますよ。
レシピ3 鶏モモ肉のソテー ローズマリー添え
<材料>
鶏モモ肉 250g
ローズマリー 2枝
にんにく 1欠
塩 適量
黒コショウ 適量
オリーブオイル 大さじ1
<作り方>
1:にんにくはスライスします。鶏モモ肉は余分な脂肪を取り除き、半分に切ります。皮を下にして筋を切ったあと、皮全体にフォークを刺して穴をあけます。両面に塩・黒コショウをふり下味をつけておきましょう。
2:フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、ローズマリー、にんにくを加えて弱火で加熱します。オリーブオイルにローズマリーの香りを移すようにしましょう。にんにくに焼き色がついたら、ローズマリーとにんにくを取り出します。
3:鶏モモ肉をフライパンで焼きます。皮を下にして中火で熱し、皮に焼き色がついたら裏返します。ふたをして弱火で5~6分じっくり焼きましょう。器に盛り、ローズマリーを添えたら完成です。
ローズマリーの香りがチキンソテーの味を引き立てる名コンビ。最後にふたをして蒸し焼きにすることでチキンがふっくら仕上がります。
レシピ4 ローズマリーのピリ辛シーフードパスタ
<材料>
パスタ 200g
塩(パスタのゆで汁用) 20g
ローズマリー 2枝
スライスにんにく 1欠
赤唐辛子 2本
ボイルエビ 5本
ドライパセリ 小さじ2分の1
オリーブオイル 大さじ5
塩 少々
黒コショウ 少々
<作り方>
1:パスタを茹でます。茹でている間に、フライパンにオリーブオイルを入れ、ローズマリー1枝、にんにく、赤唐辛子を加え香りを移します。香りが立ったら、ローズマリーと赤唐辛子を取り出します。
2:フライパンに、パセリとエビを加え、茹で上がったパスタをフライパンに入れます。ゆで汁を少量加えると味が馴染みます。
3:塩・黒コショウで味をととのえたら器に盛り付け、残りのローズマリーを飾り付けたら完成です。
ローズマリーの香るピリ辛のシーフードパスタです。
エビ以外にも様々な具材を合わせて楽しんでみてはいかが?
ローズマリーを活用して毎日の生活に彩りを
効果の強いローズマリーは、妊娠中には控えた方がよいといわれています。また、血行を改善し血圧を上げる作用があるともいわれているので、高血圧の方、降圧剤を服用されている方は注意が必要です。
手軽なハーブティーから毎日の料理に彩りを添える役割としても、ローズマリーは活用の幅が広く使い勝手のよいハーブです。花も可愛らしく観賞用としても人気があるため、この機会にぜひご自宅での栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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