ニチニチソウ(日々草)の育て方は?種まきや挿し木、肥料・用土など寄せ植えもできるニチニチソウの栽培方法

2018年8月3日


5月~10月の長い間、毎日のように次々と花が咲くことから「日々草」と名付けられたニチニチソウは高温多湿に強く育てやすいため、夏の花壇や寄せ植えによく使われています。
最近は花形の改良が進み、おしゃれになってきました。花が少なくなる季節にニチニチソウがあれば、毎日眺めて元気をもらえそうですね。

ニチニチソウとは?

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ピンクや白のシンプルな小花をたくさん咲かせるニチニチソウ(別名ビンカ)。ひとつの花は数日で落ちますが、次から次へと新しい花が咲き、長期間、鑑賞を楽しめるのが魅力です。

ニチニチソウの種類には矮性(大きく生長しないタイプ)、高性(草丈が高くなるタイプ)、這い性(地を這うように伸びるタイプ)があるので、庭の広さや用途に応じて品種を選びましょう。

初心者向きの品種は、矮性の「パシフィカ」シリーズ。摘心しなくともよく分枝し、大輪の花をたくさん咲かせます。女性に人気が高いのは、花びらの縁がフリル状の「チュチュ」シリーズ。切り花にしても長く楽しめますよ。最近は、濃紫の珍しい「ブラックベリー」や、藍色の花びらに白い絞りが入った変わり咲き種「藍染め絞り」も人気が急上昇中です。

ニチニチソウの育て方と栽培のポイント

基本的な生育のサイクル

開花期:5月~11月
植えつけ期:5月~7月
タネまき期:5月~6月

置き場所

鉢植えの場合は日がよく当たり、風通しのよい場所がベスト。夏は西日の当たらない場所で管理しましょう。地植えは日当たり、風通し、水はけの良い場所に植えて育てます。

水やり

鉢植えは土の表面が乾いたら水をたっぷりと。地植えの場合は乾きやすい盛夏のみ水を与え、それ以外の季節の水やりは特に不要です。

栽培のポイント

ニチニチソウのタネまきは、5月~6月が適期。1カ所に3~4粒ずつ多粒まきにし、間引かずに3~4株ごと花壇やコンテナに苗を移植すると、たくさん花を殖やせますよ。苗を植えつける際は、鉢植え、地植えともに株間をしっかりあけ、根鉢は崩さず、表面が見えるくらいの深さにするのがポイントです。深く植え過ぎると、株元が加湿して蒸れるので注意が必要です。

生長して苗の葉っぱが8枚以上になったら、摘心(芽をハサミで切って脇芽を出すこと)を行うと枝数が増えて株が大きく充実し、花が増えて見ごたえが出ますよ。カットした枝は、そのまま挿し木として活用できます。

挿し木の適期は、5月~8月がベスト。用土に挿し、葉が増えてきたら植えつけましょう。どんどん増やせるニチニチソウは、育てがいがありますね。

主な病害虫

害虫:アブラムシなど
病気:立枯病など

ニチニチソウ栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは

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暑さと乾燥に強い!夏の定番ニチニチソウを育てよう!

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暑さと乾燥に強い!夏の定番「ニチニチソウ」は、初心者でも簡単に育てられますよ。上手に育てるコツは、水を与え過ぎないこと。過湿や蒸れに注意し、摘心を繰り返せば、暑い季節でも次々と花を咲かせ、秋の終わりまで楽しめます。是非、栽培にトライしてみてくださいね。