ゼラニウムの育て方は?種類や水やりのコツ、肥料・用土など苗から鉢植えで楽しめるゼラニウムの栽培方法
色あざやかな花が長期間咲き、目を楽しませてくれるゼラニウム。乾燥に強いのでベランダや窓辺で多く見かける花でもありますね。一重咲きと八重咲きがあり、最近は花色や葉色の種類も増え、楽しみ方がグンと広がりました。作りたいコンテナガーデンや花壇のイメージに合わせて花を選び、自分らしくコーディネートしてみてくださいね。
目次
ゼラニウムとは?
フウロソウ科の常緑の多年草です。南アフリカ・ケープ地方が原産で、温暖で乾燥した気候を好みます。
初心者は、鉢植えの方が簡単に育てられておすすめ。冬と夏をうまく乗り切ると、一年中、花を楽しめます。長い茎の先端に星形やカップ形の小花がボール状に集まり、茎もよく出るので、あふれるように咲かせることができますよ。
花を楽しむ品種が中心ですが、葉に白や黄色、茶色の斑が入る品種もあります。
特に人気が高いのは生育旺盛で大きな房咲きの花がつく「アメリカーナシリーズ」、星形の花が愛らしい「ファイヤーワークスシリーズ」、葉の色と柄を楽しめる「モミジ葉ゼラニウム」など。
狭い場所で育てるなら、草姿がコンパクトにまとまる「リンゴ2000シリーズ」がおすすめ。この品種は、切り戻す必要がなく手間がかからないのが魅力です。
いろんな種類があるゼラニウムの育て方
基本的な生育のサイクル
植えつけ・植え替え期:3月下旬~6月、8月下旬~9月
開花期:3月~12月上旬
※関東地方以西基準
開花期:3月~12月上旬
※関東地方以西基準
置き場所
風通しの良い日なたを好みます。梅雨の時期は雨に当たらない場所で管理しましょう。
水やり
土の表面が乾いたら、花に水がかからないよう株元にたっぷり水を与えてください。
地植えの場合は、地中の土が乾燥していなければ特に水やりをする必要はありません。
地植えの場合は、地中の土が乾燥していなければ特に水やりをする必要はありません。
栽培のポイント
水はけの良い培養土に軽く根をほぐしてから苗を植えつけます。
ゼラニウムは生育が旺盛なので、鉢植えの場合は生長具合に合わせて植えかえると良いでしょう。
ゼラニウムは生育が旺盛なので、鉢植えの場合は生長具合に合わせて植えかえると良いでしょう。
肥料が切れると花つきが悪くなり、葉色が薄くなるので、肥料は定期的に与えるように注意して、花が咲き終わったら、花茎から花がらを摘みましょう。
生長すると草丈が高くなり、草姿のバランスが悪くなるので、春か秋に茎を短く切り戻して整えるのがポイント。
切り戻した枝は、赤玉土と腐葉土などに挿すと殖やせますよ。
ただし、梅雨の時期に挿し木をすると腐りやすいので、1日ほど乾かすか乾いた土に挿し、水やりは翌日行うようにしましょう。
主な病害虫
害虫:アブラムシ
病気:灰色かび病
病気:灰色かび病
ゼラニウムを育てるための用土、肥料、薬剤をご紹介
花いっぱいになるゼラニウムの用土はこれ!
玄関やベランダ、室内に置くプランター用の清潔な培養土。土に元肥としてゆっくり効いていく緩効性肥料が配合されているうえ、土中の酸性度が植物の育成に適正で、このまま植えつけができます。
色々な花色を楽しみたいなら肥料にも気をつかって
原液を規定の量の水で薄めて使うタイプの肥料です。植物の育成に欠かせないN窒素5:Pリン10:Kカリウム5の黄金比で配合された肥料を吸収したゼラニウムは、葉も花もイキイキとしてきますよ。
ゼラニウムにつきやすい病害虫の対策に!
花と野菜にもそのまま使えるスプレータイプ。ボトルを軽く振ってからスプレーしてアブラムシやハダニ退治と病気の予防にも効果があります。手入れをすると、きっと応えてくれる花たちを大事にしたいですね。
プランターや寄せ植えでも楽しめるゼラニウム!
ゼラニウムの楽しみ方は自由自在!花壇で育てることもできますが、雨で花が傷んだり、高温と加湿で株が弱まってしまうので、コンテナガーデンの方が長く楽しめます。コンテナガーデンとして鉢植えを楽しんだ後は、花期の長い植物と寄せ植えしたり、ハンギングバスケットにして飾っても素敵ですよ。
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