ブロワーって何?砂利上の落ち葉掃除方法は?落ち葉掃除に役立つ道具をご紹介!
落ち葉の庭掃除は終わりがなく、面倒なものだと思われがち。けれど、竹箒や熊手など、場面に合った掃除方法を選べばお悩みもきっと解決できますよ。落ち葉を飛ばすことできるブロワーを使えば、砂利の上の掃除も心配はいりません!落ち葉の掃除に役立つ道具をご紹介します。
落ち葉掃除のポイントって?
落葉樹の前を掃除をしても、またすぐに舞い散る落ち葉……
完璧を目指すのはストレスの元ともいえるでしょう。
60%くらい掃除できていれば、良しとしていいかもしれませんよ。
また、掃除をするタイミングも大切です。
雨上がりや湿度の高い日、落ち葉は地面にくっついてしまい、集めるのも一苦労。
さらには足を滑らせてしまう場合も。
晴れた日など、地面が乾いている時を狙って掃除をするのがおすすめです。
落ち葉の掃除場所別おすすめ方法は?
場所によって道具を使い分け、より効率のいい掃除を目指しましょう。
特に注目したいのが、地面の状態です。
土、コンクリート、砂利など。地面が硬いのかどうかも気をつけたいところ。
それでは、具体的な場所ごとの掃除方法を見ていきましょう。
土
熊手は竹箒ほど丈夫ではありませんが、その分柔軟性が高く、柔らかい土の上の掃除に適しています。
広い範囲の落ち葉をかき集めるのにも向いていて、竹箒と使い分けることで、掃除の効率もUPできそうですね。
柔らかい土におすすめ!柔軟性のある竹製熊手
この竹製の熊手は丈夫で柔軟性があり、使い勝手の良いアイテムです。
長さ140cmという小ぶりなサイズ感は、女性の使用にもおすすめですよ。
水洗いOK!清潔で丈夫なアルミ製の熊手
丈夫ながら軽量で疲れにくいのも魅力。
この商品は、側溝の掃除に便利なタイプと熊手のセットです。
アスファルト・コンクリート
落ち葉の掃除の代表とも言えるアイテムですね。
頑丈に作られた竹箒は、かたい地面にも負けず、掃除ができます。
多少濡れた落ち葉でも集められる強さもあります。
力をこめるというよりは、地面を撫でるように掃くのがポイントです。
落ち葉の掃除の最初に使い、一気に集めるように使うといいでしょう。
腰を曲げずに掃ける!長柄タイプの竹箒
長い時間の掃除でも嬉しいのが、腰を曲げずに掃ける、長柄タイプです。
全長は165cm。竹製なので、重量も負担にはならないでしょう。
砂利
砂利の間に挟まった落ち葉を取るのは至難の技。
そんな時に取り入れたいのがブロワーです。
ブロワーとは、ドライヤーのようなもので、風を出すことで落ち葉を集めたり、飛ばしたりできます。
砂利を動かさずにお掃除できるので大変便利なのです。
砂利上の掃除では、まずブロワーを利用し、砂利の間の落ち葉を風で飛ばしていきます。
そして飛ばした落ち葉を竹箒で集めるというのがおすすめの流れ。
そのほか、掃除しにくい場所といえば側溝もあげられます。
こちらも落ち葉をとりにくいですが、詰まりの原因になるので、この2つでこまめにお掃除をしていきましょう。
ブロワーは業者が使っているのを見ることも多く、取り入れるのが大変そうだと思う方も多いかもしれません。
しかしレンタルで利用することもでき、ネットから簡単に購入もできます。
購入の場合は、コードレス、静音式のものがおすすめ。
使い勝手が良く、ご近所トラブルも避けられるのではないでしょうか。
また、ブロワーバキュームという吸い込み機能のついたブロワーもあります。
これは落ち葉を吸い込みながら掃除できるという優れものです。
落ち葉の掃除に悩まれているような場合には、導入を検討してもいいかもしれません。
軽量で充電式!パワーもある大風量ブロワー
充電式ではありますが、大風量を誇るハイパワー型。
ターボモードでは800m3/hの風量を誇ります。
ボディがコンパクトなので扱いやすいというのも魅力ですね。
落ち葉を粉砕しながら一掃してくれるブロワバキューム
30Lのダストバッグは透明になっているため、ゴミ捨てのタイミングがわかりやすいというメリットも。
「吹き寄せ」「吸い込み」が可能で、切り替えも簡単。
10mの延長コードが付属しています。
いらない落ち葉の活用法は?
ここでは集めた落ち葉を、捨てずに活用する方法をご紹介します。
捨てない方法のひとつとして、燃やすことを浮かべる場合があるかもしれませんが、焚火などは避けた方がいいでしょう。
風に舞いやすく、ご近所トラブルの元になる場合も。
そもそも、近年は取り締まりも厳しくなっているようです。
コンポスト
生ごみと一緒に入れ、堆肥にしてしまうのはおすすめです。
生ごみの水分調整にも一役買ってくれますよ。
似たような方法として、畑にそのまま埋めてしまうのもOKです。
畝の間に落ち葉を敷き、少し土を被せます。
そのまま放っておくだけで、数ヶ月後には堆肥になっているのです。
腐葉土
植物に嬉しい栄養たっぷりの腐葉土は、ガーデニングにも活用できるアイテムです。
ただし、腐葉土にしやすいものとそうでないものがあります。
柔らかい広葉樹の葉(イチョウやモミジなど)は適していますが、硬い葉(マツやスギなど)は腐葉土にはできません。
それでは、実際に落ち葉から腐葉土を作る方法をご紹介します。
1、土と落ち葉でミルフィーユ状に何層も作ります。
バケツを使うと良いでしょう。
2、ビニールシートをかけます。
腐葉土と書きますが、葉を腐らせるわけではなく、発酵させていきます。
水分が多すぎると腐らせる原因になるので注意しましょう。
3、週に一度かき混ぜます。
バケツの底の土や落ち葉が、全て新鮮な空気に触れられるように混ぜるのがポイントです。
こういった工程を経て、3ヶ月後くらいに腐葉土して完成します。
落ち葉の掃除をもっと楽にしよう!
ブロワーなど、適切なアイテムを選べば、きっと掃除ももっと楽に行えるはず。
また、落ち葉の予防策としては「剪定」があげられます。
葉が落ちる前に、定期的な剪定を行うことも大切ですね。
落ち葉はご近所トラブルにもなりやすいもの。
自宅の落ち葉が、気づかない間にお隣にまで広がってしまっているかもしれません。
定期的に、こまめな落ち葉の掃除を心がけましょう!