アジュガの育て方は?植え付け・株分けの時期や方法、水やり、肥料・用土などアジュガの栽培方法
アジュガは、半日陰でも育つ耐陰性植物の代表格。少々日当たりの悪い場所でも、茎を伸ばして地面を覆うように広がっていきます。春にはかわいい花を咲かせ、暗い庭をパッと明るくしてくれますよ。
目次
日の当らない場所でも花を咲かせるアジュガとは?
アジュガはセイヨウキランソウを改良した多年草。地面をはうように茎が横に伸びて広がる特性があり、春に青紫色やピンク色の花をいっせいに咲かせます。葉色も豊富で、ピンクと白の斑入りのものやクリーム色の中斑があるもの、小型種などがあり、花の無い季節でも楽しめるのがうれしいですね。
ただし、根が浅いので乾燥には弱く、直射日光の当たる場所には向いていません。耐陰性と耐寒性があるので、あまり日の当らないシェードガーデンに植えても元気に育ちます。
アジュガの育て方と栽培のポイント
基本的な生育のサイクル
植えつけ・株分け:3月~6月上旬、9月中旬~11月上旬
開花期:4月~6月下旬
※関東地方以西基準
栽培環境・日当たり・置き場所
腐蝕質に富んだ水はけの良い土を好みます。涼しい半日陰で育てましょう。
水やり
地植えの場合は特に必要ありません。鉢植えは土の表面が乾いたら、たっぷりと与えましょう。
栽培のポイント
鉢植えにする場合の用土は、水はけと通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。市販の草花用培養土を用いるか、自作するなら赤玉土小粒6、腐葉土3、軽石1の割合で配合するのがよいでしょう。
肥料は春から初夏の生育期に、株の周りにゆっくり効果の出る緩効性肥料を置き肥します。アブラムシがつきやすいので、生育中はよく観察して早めに防除しましょう。
株分けで殖やす場合は春と秋に、ほふくした茎から出ている子株を切り離し、株の間隔をとって移植すれば手軽に殖やせます。
花が咲き終わったら、花がらを立ち上がっている花茎のつけ根で切り取って、古いものを残さないようにすると、病気の発生の予防につながりますよ。
主な病害虫
害虫:アブラムシ
病気:特になし
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ゆっくり長く効果が持続。植物の生育を助ける
植物の植えつけや植え替え時に混ぜるだけでOK。1度混ぜ込めば1年間効果が持続するので多年草のアジュガにもぴったり。根に直接触れても肥料やけの心配もありません。生育を助け、花つきを良くします。
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初心者でも育てやすいアジュガ
花も葉も楽しめ、丈夫で育てやすいアジュガは、ガーデニング初心者や日当たりの悪い庭にも重宝する草花ですね。葉にピンクや白の斑が入った「マルチ力ラー」、クリーム色の斑が入り葉の縁が波立つ「アークティック・フォックス」、濃い紫色の葉の「チョコレート・チップ」が最近の人気種ですよ。ぜひチェックしてみてくださいね。