セロームの育て方?水やりや肥料・用土など、鉢植えでも簡単な人気の観葉植物セロームの栽培方法
セロームは大きな葉と、茎が立ち上がるように直立する姿が特長の熱帯アメリカに自生する多年草。その独特なフォルムから観葉植物として人気があります。トロピカルプランツで部屋を彩ってみてはいかが?
目次
気根が特長的!セロームとは?
ブラジルなど熱帯地方が原産の別名「フィロデンドロン」という名前より、セロームの名で広く知られています。和名では「ヒトデカズラ」とも言われます。深く彫刻的な切り込みが入った葉が、とても個性的。スタイリッシュな空間づくりには最適です。
草丈は小さいもので10㎝~、大きいものなら10mになるものもあるセローム。熱帯のジャングルを思わせるインテリアプランツです。色で楽しむなら楕円形の葉がみずみずしいライム色の「マレー・ビューティー」、茎が淡い紅色の「ピンク・プリンセス」、放射状に茎を伸ばして先に葉をつける「クッカバラ・オージー」がおすすめ。形も色も驚くほど多様です。
セロームの育て方と栽培のポイント
基本的な生育のサイクル
植えつけ期、植え替え期:5月~8月
※関東地方以西基準
※関東地方以西基準
置き場所
春から秋は戸外に冬は室内に置き、ガラス越しの日光に当てて育てます。
水やり
春から秋は土の表面が白く乾いたら与え、冬はやや控えめに。
葉にはこまめに葉水を与えてあげましょう。
葉にはこまめに葉水を与えてあげましょう。
栽培のポイント
セロームは生育旺盛なので1年に1回、5月から8月に植え替えます。茎がツル状にならない種類は株の大きさに合わせて1~2まわり大きな鉢に植え替えましょう。茎がツル状になる種類は支柱も大きなものに替えて、ツルを誘引します。
株を殖やしたいなら5月~8月が適期です。ツル状に伸びる種類は2~4節つけてツルを切り、上部の葉を1~2枚残して下の葉を落とします。大きい葉なら葉の1/2~1/3を切り落として株の負担を減らしてやります。
清潔な用土を4~6号ポットに入れ、茎の1/2程度を挿します。明るい日陰に置き、挿し床を乾かさないようにこまめに管理すれば、2~3週間で発根します。1カ月後には鉢に移し替えができます。用土は植え替え用と同じもので大丈夫ですよ。
主な病害虫
害虫:ナメクジ、ハダニ、カイガラムシ
病気:軟腐病(根腐れ) 葉腐病
病気:軟腐病(根腐れ) 葉腐病
セロームを育てる為のガーデニング用品
軽くて通気性の高い清潔な専用培養土
通気性を好む観葉植物用に、粒の大きさや軽石をプラスして通気性をアップした専用培養土です。天然有機物がまんべんなく配合され、植物がいきいきと育ちます。室内でも安心して使える清潔な土です。
肥料効果50日。土の上の置くだけで手軽に使える
観葉植物全般に使用でき、4月と9月に土に乗せるだけでOKの手軽な緩効性肥料です。ゆっくり長く効き植物の生育を助けます。
30日間効果が持続。幅広い植物に使用できる
アブラムシ類、アザミウマ類、コナジラミ類、ハダニ類、ハスモンヨトウ 花や緑など幅広い植物に使える殺虫殺菌剤です。害虫に対して速効性があるのが特長。病原菌の侵入も防ぐため、病気も防いでくれます。
インテリアにセンスの良い観葉植物 セローム
バラエティがとても豊富なセローム。部屋のインテリアに合う品種を飾れば、センスよく演出できますよ。形も色も大きさも、置くスペースと雰囲気を考えながら、楽しんで選んでみてくださいね。どんどん生長する姿に元気がもらえます。