【朝顔(あさがお)の育て方】おすすめの肥料や用土など朝顔の詳しい栽培方法とは?
夏の暑い季節に、涼やかな花を咲かせる朝顔。小学校の時に育てた経験がある人も多いのでは?最近はツル性で花が美しいことからグリーンカーテンとしても活用されていますね。早朝に咲いて日が出る頃にはしぼんでしまうイメージがありますが、今は品種改良が進み、日中に咲くものや秋に咲くもの、つるが伸びないものなど、さまざまな種類が出回るようになり、楽しみがグンと広がりました。
目次
朝顔(アサガオ)とは?
朝顔(アサガオ)はヒルガオ科、サツマイモ属のつる性植物。
花色は白、ピンク、青、紫のほか、花びらの縁が白いものや花びらの中心部に向かって白い筋模様が入るものがあります。
昔から日本人に親しまれている花ですが、実は中国から渡来し、薬草として用いられたのが始まりだとか。
江戸時代には観賞用の「大輪アサガオ」や花や葉がユニークな「変化咲きアサガオ」が生まれ、大流行したそうです。
伸びたつるを行燈仕立てにしたり、ネットにつるを誘引して
カーテンのようにはわせたりするのが一般的ですが、近年はつるが伸びない品種も出てきました。
小輪から大輪まで花のサイズも幅広く揃うのでコレクションしても楽しいですよ。
※アサガオの種には毒があります。誤って食用すると下痢や幻覚を起こしますよ。
決して口にしないようにしましょう。子供やペットがいる方は、特に気をつけてくださいね。
朝顔(アサガオ)の育て方と栽培のポイント
基本的な生育のサイクル
開花期:7月中旬~10月上旬
種まき期:5月中旬~6月上旬
植えつけ期:5月下旬~6月中旬
※関東地方以西基準
置き場所
日当たりと風通しの良い場所がベスト。
真夏は葉がしおれやすいので西日の当たらない場所が良いでしょう。
朝顔は短日植物(一日の日照時間が短くなると花が咲く植物)なので、
夜に照明が当たらないように気をつけましょう。
水やり
花が咲くまでは控えめに、花が咲き始めたら乾かないように多めに水を与えるのがコツ。
夏は朝と夕方の水やりを欠かさずに行います。
栽培のポイント
朝顔は種から簡単に育てることが出来ます。種まき時期は、5月頃。緩効性の元肥を混ぜ込んだ土に種を直まきします。朝顔の種は固いので、予め種皮の一部を削っておくと発芽がしやすくなりますよ。種をまいたら軽く土を覆いかぶせましょう。
生育期間中は10日に1度水やりを兼ねて液体肥料を施しましょう。花がつき始める7月中旬以降は施肥を止めるのがポイントです。種まき後1ヵ月ほどで花が咲き始めますよ。朝顔は一日花なので、翌日にはしぼんでしまいます。
咲き終わったら、毎日、花を摘み取りましょう。花を大きくしたい場合は、8月から出始める子づるを取り除くと大きな花を咲かせてくれますよ。朝顔は、種で殖やすことができます。採取した種は翌年まで冷暗所で保管しておきましょう。
主な病害虫
害虫:ハダニ、オンシツコナジラミ、ヨトウムシ
病気:特になし
朝顔(アサガオ)栽培におすすめの用土、肥料、薬剤とは
天然成分配合で元気に育つ培養土
木質堆肥やココナッツファイバーなどの天然成分を原料にオリジナルの有機資材や海藻成分等もプラスされ、そのまま植えれば元気に育つ培養土です。
リン酸成分多めで花つきよく大きく育てる
植物の健全な生育に必要な15種類の栄養素をバランス良く配合し、朝顔の花色葉色を良くします。肥料が切れると花つきも悪くなるので、生育期間中は定期的に施します。
30日間効果が持続。幅広い植物に使用できる
アブラムシ、ハダニ、うどん粉病などに効果的。幅広い植物に使える殺虫殺菌剤です。害虫に対して速効性があるのが特長で、病原菌の侵入も防ぐため、病気も防いでくれます。
花の色で花言葉が変わる?朝顔の花言葉
朝顔の代表的な花言葉は「はかない恋」。朝に咲いて昼にはしおれてしまう特性に由来しているそう。
また、花の色によって花言葉が変わるという説があり、青花は「短い愛」、
紫の花は「冷静、平静」、白花は「固い絆、あふれる喜び」で、ど
れも花色をイメージしてつけられているそうですよ。面白いですね。
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