ガーデニングのプロが選んだおすすめツール「水やり道具」

2020年3月21日


素敵な庭をつくるガーデナーの方や商品情報に詳しい園芸店のバイヤーの方たちに、ガーデニング初心者にぴったりのアイテムを教えていただくこの企画。今回は、日々の庭仕事に欠かせない「水やり道具」にクローズアップ。ガーデニングのプロの皆さまにおすすめのアイテムを教えてもらいましたので、ご紹介いたします。

教えてくれた人「有島薫」さん

 (26570)

有島薫(ありしま かおる) ローズアドバイザー。バラを主としたコンテナ栽培のスペシャリスト。 既成概念にとらわれない自由な発想でバラの魅力と栽培の楽しさを伝えている。バラ関連のセミナーでは「気軽に手軽にバラ栽培」をモットーに、栽培テクニックを分かりやすく伝え、理路整然とした明快な語り口が好評。イングリッシュローズをはじめ、あらゆるタイプの人気品種、最新品種を自ら栽培している。

朝晩の水やりを自動で管理「かんたん水やりタイマー」

かんたん水やりタイマースタンダード

かんたん水やりタイマースタンダード

 (26639)

 (27588)

朝晩の水やり時間をセットしておくと、自動で潅水してくれるお役立ちアイテムです。 決まった時刻に、必要な時間だけ水が出るので、手間いらず。 留守や旅行など、不在の時はもちろん、日々の水やりにもおすすめです。 なんといっても水やりの時間をほかの園芸作業に使えるのが大きな魅力。 乾電池式なので、コンセントのない場所でも使えます。
ECサイトの口コミをチェック

教えてくれた人「上野砂由紀」さん

 (26573)

上野砂由紀(うえの さゆき) 「上野ファーム」(北海道旭川市)のオーナーガーデナー。 ガーデニングを学ぶため、アパレル関係の会社を退職後し単身英国に渡る。 帰国後、米作農家を営む実家で庭づくりを始め、2001年より農場内の庭園を「上野ファーム」として 一般開放している(2020年のガーデン公開期間は4月18日~10月18日の予定)。 北海道ならではの自然を生かした庭づくりに定評がある。ガーデン雑誌ほか著書多数。

スタイリッシュでコンパクト「ロイヤルガーデナーズクラブホースリール20m」

 (26646)

 (27589)

とてもスタイリッシュで、コンパクトなホースリール。 ガーデンのどこに置いても絵になるデザイン性や、庭になじむカラーリングが気に入っています。 大きなものは重たいのですが、このホースリールは小さめで「ちょっとだけ水をあげたい」 「植木鉢に少しあげたい」など、ちょっとだけの動作がとても楽。 気軽に持ち運べるのも気に入っています。

軽々まけて使いやすい「ブラウン×ゴールドホース30m」

ブラウン×ゴールドホース30m

ブラウン×ゴールドホース30m

 (27590)

一度使うと他のホースリールが使えなくなるくらいの使いやすさです。 ホースを巻き取るときのストレスがなく、手を汚さず、軽々巻けます。 ホースはカバー内に収まって露出することなく、すっきりと収納できるものも魅力。 手元で水量調整ができるノズルは丈夫な金属製。 ノズルをかけるフックもあって、便利なデザインです。 カバーには自動車塗装にも使用される塗料が使われ、紫外線にも耐えて長期間使用できますよ。

教えてくれた人「堀田裕大」さん

 (26576)

堀田裕大(ほった やすひろ) 植物の苗や種子、土、肥料、資材のほかヨーロッパ直輸入のアンティーク雑貨まで、 ガーデニングに関するあらゆる商品が揃う園芸店 「Green Gallery GARDENS」(東京都八王子市)のバイヤー兼副店長。 園芸知識が豊富で、ガーデニング事情にも詳しい植物のエキスパート。 個人邸の庭の設計・施工も行っている。

長い注ぎ口と目盛りがついて便利な「水差しバケツ“JOY”」

水差しバケツ“JOY”

水差しバケツ“JOY”

 (27591)

長い注ぎ口がついた給水用のバケツです。 リットルの目盛りがついているので、液肥や薬剤を作って鉢植えや噴霧器に水を入れるのにとっても便利。 注ぎやすいよう底部には手がかりもついています。 植物にたっぷり水やりしたい時、バケツから直接、水やりをすることができます。 バケツとして、またはジョウロとして便利に使えますね。
ECサイトの口コミをチェック

ノズルが長く逆さまにしても使えるスプレー「ロングスウィング1000」

ロングスウィング1000

ロングスウィング1000

 (27592)

18㎝のロングノズルで、葉裏や届きにくい箇所にもしっかりと水や薬剤を噴霧できるスプレーです。 ノズルの向きが変えられ、本体を傾けても逆さまにしても使える使い勝手が最高のスプレーなんですよ。
ECサイトの口コミをチェック

教えてくれた人「五嶋ガレット直美」さん

 (26582)

五嶋ガレット直美(ごとう がれっと なおみ) 武蔵野美術大学卒業後、東京の老舗造園会社に勤務し、多くの庭設計・施工管理に携わる。 5年間勤務した後、フリーに。昨年の夏からニュージーランドで有名なガーデンシティ 「クライストチャーチ」に移り住み、ガーデンデザイナー兼イラストレーターとして活躍中。 著書に『トカイナカに暮らす 房総で野菜づくりに励むイラストレーターのナチュラルライフ』などがある。

藻が生えにくく丈夫で折れにくい「水まきホース」

TOYOX 水まきホース10M

TOYOX 水まきホース10M

 (27593)

何よりも使い勝手のいいホース。 ジョーロもいいけれど、ある程度、広い庭になったら、やはりホースがあると便利です。 おしゃれなものもありますが、絡んだり詰まったりしないのが一番。 糸入りだったり、耐圧であったり、藻が生えにくいなど、そういったところを見て買うのがポイントですね。 このホースは藻が生えにくく耐寒性のある素材なので、快適に長く使用できますよ。

教えてくれた人「太田勲」さん

 (26587)

太田勲(おおた いさお) イギリスの伝統的で歴史ある庭を再現したイングリッシュガーデン 「アンディ&ウィリアムス ボタニックガーデン」(群馬県太田市)のヘッドガーデナー。 植物の性質や育て方を熟知した庭づくりのエキスパート。 育て方はもちろんガーデンデザインまで幅広く相談にのってくれる。

軽くて小さく巻き取りやすい「nano next 20m」

nano next 20m

nano next 20m

 (27594)

今注目されているナチュラルカラーのホースリールの中でも軽いタイプのホースリールです。 女性でも扱いやすいワンタッチレバー方式の散水ノズルは、 ストレートのほか霧やシャワーなど、4つの水形に切り替えができます。 工事不要で、ワンタッチで水道蛇口にセットできますよ(一部別売でニップルが必要な場合も有り)。 ノズルや巻き取りハンドルがフレームの中に入るので、ひと目につく場所に置いても目立たないのがいいですね。
ECサイトの口コミをチェック

細長い場所や広い場所の散水に「スプリンクラーホース」

 (27595)

散水用の穴が開いていて、シャワーのように水が出る、水まき専用のホース。 細長い場所や広い場所の散水が効率よく手軽にできます。 全長は10mですが、両端部分がネジ式になっているので、ジョイントすればさらに長く伸ばせます。 芝生への水やりのほか、花壇や菜園など、植栽内に入れ込んで使用すれば広範囲の水やりがらくらく。 手頃な価格であることも魅力です。

教えてくれた人「黒田明雄」さん

 (26589)

黒田明雄(くろだ あきお) イギリスをはじめ、ヨーロッパを中心に世界中の選りすぐりのガーデンツール、ガーデンウェア、 プランターなどのガーデンアイテムを取り扱う「庭道具屋tool box」オーナー。 コンセプトは、「庭を楽しむ道具・庭を演出する道具」。 オーナー自らが厳選した道具は、どれも‘その国のプロに支持されているもの’ばかり。 フォルムが美しく機能的にも優れた本物の道具を使うことで、庭仕事がさらに楽しくなることを推奨し続けている。

ありそうでなかった使い勝手のいい「ブラック色のアルミ製ホースリール」

 (26598)

 (27596)

ブラック色のホースリールは、有るようでありません。 特に、ロートアイアン調の門扉、フェンス、バラのアーチの横に置くと絵になります。 また、最大の魅力は、重量が7.5kgあること。 この重さがあることで、ホースの出し入れがスムーズになり、ストレスが軽減されます。 また、ノズルの機能も画期的。親指で上部の赤い部分をスライドさせることで、水量をコントロールすることができます。 一定の水量で出し続けることができるので、お庭の水やりに最適です。

庭に映えておしゃれな「ワインレッドのアルミ製ホースリール」

 (26599)

 (27597)

深みのあるボルドー色(ワインレッド)が魅力のホースリール。 ブラックと違い、庭の中で少し目立っても良いという観点から選びました。 しかし、この色は派手過ぎず、庭のアクセントにぴったり。 ブラック同様、こちらも6.5kgの重さがあり、ホースの引き出しや巻き取り時に安定感があるので使いやすいのが特長です。

プロが選んだおすすめの水やり道具を使ってみよう!

gettyimages (26633)

Licensed by Getty Images
植物にとって必須要素である「水」。 植物を育てていくなかで、水やり道具は欠かせないアイテムのひとつです。 植物の様子を観察しながら、植物と対話するように行う水やりは、生長を実感できる大切な時間ともいえますね。 鉢植えの植物に水をあげる時は、少しずつではなく、土の表面が乾いてきたタイミングで鉢底からあふれ出るくらいたっぷりと水を注ぐのがポイントですよ。 ガーデニングのプロお気に入りの水やり道具を参考に、自分にぴったりのアイテムを見つけてみてくださいね。